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「大嫌いになりそう」「吐きそうなくらい辛い」“あまりの怪演”に嘆く声も…それでも「絶対に観ておくべき」絶賛の衝撃映画

  • 2025.6.19

いつの日からか“毒親”という言葉が生まれました。子どもに何らかの害を与える親のことです。そのような親のもとで育った子もまた、毒親に依存傾向があり「間違っている」と理解していても、たった一人の母親からは離れられません。
今回は、“家族をテーマにした後味の悪い作品”5選をセレクトしました。本記事では第3弾として映画『MOTHER マザー』をご紹介!2020年7月3日に公開された映画です。子どもを利用する毒親と、毒親に依存する息子の実話を元にした辛辣ストーリー。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

“毒親”に振り回され続ける人生…「苦しいのに見入ってしまう」歪んだ親子の愛情ストーリー

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(C)SANKEI
  • 作品名:映画『MOTHER マザー』
  • 公開日:2020年7月3日

あらすじ

秋子(長澤まさみ)は、平凡な家庭で育ったものの素行が悪く、若くして周平(奥平大兼)を生み育てるシングルマザー。男にだらしなく、仕事もせず、両親からも絶縁された秋子と子どもたちは、さまざまな場所を転々としながらの極貧生活を送ります。異常な執着と依存による歪められた愛を持つ親の元で育った周平は、洗脳に近い状態で母親の思いに応えようと日々もがくのです。

周平は引っ込み思案なところはありつつも、フリースクールに通い、社会に触れることができるようになり、小さな工場に勤めはじめました。生活保護を貰いながら、母と妹と寮に住み込みします。周平は少しづつ成長しているにもかかわらず、母親の秋子の散財癖は治まることはなく、挙句の果てに職場の工場のお金を盗ませ、家族3人で逃亡…。再び苦しい生活に逆戻りした一家、とうとうお金が底をつき、秋子は祖父母を殺して金を奪うことを周平に指示します。周平は指示通りに実行し、逮捕されたのですが、秋子は関与していないと、完全に周平に罪を被せます。

そして周平自身も、自分が単独犯だと話し、懲役12年の判決を言い渡されるのですーー。

「吐きそうなくらい辛い」悲痛の声も…胸が締め付けられる名作

映画『MOTHER マザー』は、毒親とその毒親に依存してしまっている息子の物語。実話をもとに作られていることもあり、世の母親たちは、観ていてさらにやりきれなさを感じているようです。

「実話なんて信じられない」「子供は親を選べない…」「覚悟してみた方がいい」「長澤まさみが大嫌いになりそうな映画」「吐きそうなくらい辛い」という声が多数集まっていました。

一方で「どこまで悪いことをしても味方でいてくれるか試したい気持ち、ちょっとわかる」「ここまではいかないけど共依存の気持ちは少しわかる」など、母親ならではの独特な感情に少なからず共感の気持ちもあるようです。

また、母親に対するイライラとは別に、息子周平を見ていて、「息子にとって、母親はどこまで行っても母親なんだな」「殺人に手を染めてもなお、母親をかばう気持ちがやるせない」など胸が締め付けられる気持ちになっている視聴者も多数いました。

イライラさせられるのは名俳優だからこそ

終始、イライラや切なさなど負の感情を与えてくる映画『MOTHER マザー』。感情が強く揺さぶられるのは、キャストの演技力の高さあってこそのもの。本作に出演しているキャストは、実力派揃いなのも注目のポイントです。国民的女優の長澤まさみさん、実力派俳優の阿部サダヲさん、夏帆さん、皆川猿時さんなどが錚々たる面々が名を連ねています。

阿部サダヲさんは、秋子役を長澤まさみさんが演じると知り、すぐに出演を決めたのだとか。両者ともここまで救いのない役は初めてだったそう。確かに、お二人のイメージは悪役タイプではないですよね。

キャストの演技に視聴者は「全員本当に驚くほど、冷や汗が出るほど演技がうまい」「長澤まさみと奥平大兼スゴすぎる」「演技うますぎてリアルだった」「絶対に観ておくべき映画」と絶賛の声が続出。

長澤まさみさん、阿部サダヲさんをはじめとする豪華俳優陣の、今まで観たことのないキャラクターにぜひ注目して映画を楽しんでみてください。


※記事は執筆時点の情報です