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「バッドエンド以外あり得ないと思ってた」“意外な結末”の最終回に相次ぐ驚きの声『あなたを奪ったその日から』

  • 2025.7.3

北川景子主演の月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜よる10時)最終話が6月30日に放送された。本作は、食品事故で愛するわが子を失った母親が、事故を起こした惣菜店の社長を恨むなか、図らずもその子どもを誘拐してしまい、どんどん周囲を巻き込んでいく壮大なストーリーだ。母親の復讐はどこに行き着くのか?わが子を失うことになった事故の真相は?

ついに迎えた最終回に、SNSでは「意外とハッピーエンド?」「最高の最終回でした」「最後ぼろぼろ泣き泣き」「もうだめ…ずっと号泣」など、様々な反響が上がっている。

※【ご注意ください】以下ネタバレを含みます。

最終回、生きる意味さえ見失う紘海

美海が“萌子”(一色香澄)として再び結城家での生活を始め、ようやくその暮らしにも馴染んできた頃。旭(大森南朋)は木戸(中原丈雄)から、紘海(北川景子)を一刻も早く逮捕するよう強く迫られる。しかし、萌子の心情を思うと、どうしても踏み切ることができないでいた。

同じ頃、砂羽(仁村紗和)もまた、長年追い続けてきた食品アレルギー事故の真相を記事にすべきかどうか、葛藤していた。父・鷲尾(水澤紳吾)が命をかけて守り抜いた真実を、娘として明るみに出すことにためらいを感じていたのだ。

一方、美海を手放し、生きる意味さえ見失っていた紘海のもとを訪ねた雪子(原日出子)は、贖罪の言葉をこぼしてうなだれる紘海に、「今のあなたにだからできることがあるんじゃないの」と静かに伝える。

玖村の最後の復讐

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月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』最終話より(C)カンテレ・フジテレビ

このことによって、梨々子も職を失うことになった。落胆しながらも冷静に「お互い頑張ろうね」と言う梨々子に、玖村は「恨めばいいだろ、罵れよ」と嘆き、膝から崩れ落ちるのだった。

視聴者からは「救われなさ過ぎじゃないか……」「扱いが酷すぎるだろ 救いが無さすぎる」「彼は結城家と関わらなければ闇堕ちすることもなかったんだもんね」と同情の声が多く寄せられている。

親としての責任

萌子は、紘海に会いたい思いをこらえきれず、離ればなれになる前に約束していた姥捨駅へ1人で向かう。萌子が置き手紙を残して突然結城家からいなくなったことで、紘海と旭も姥捨駅へと向かう。そこで萌子と再会できたことで紘海は、以前別れた時には伝えられなかった愛情を伝えることができた。

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月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』最終話より(C)カンテレ・フジテレビ

萌子は、スーパーの名前「スイッチバック」の由来が、自分が幼い頃から好きだった列車の専門用語から付けていたことに気づき、旭に「ありがとう」と伝える。一方で紘海は、姥捨駅に来たことで「スイッチバック」の意味を知ったと旭に明かす。この演出に視聴者からは「まさかスイッチバックが伏線だなんて」「姨捨で"スイッチバック"の伏線回収」と関心が集まっている。

鉄道好きと言う萌子の性格を最後まで活かした演出に「姥捨再会で泣いたわ」「流石に号泣すぎる…」など反響が止まらない。

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月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』最終話より(C)カンテレ・フジテレビ

旭は会見の場で、記者から“紘海が萌子を誘拐したことを黙っているのは、事件隠蔽のための保身が目的ではないか”と問い詰められる。しかし、旭は「2人は本物の親子です」と応える。実は、萌子と紘海が互いに思い合う様子を見た旭は、萌子にとっての一番の幸せを願い、紘海に萌子のことを託していたのだ。

復讐によって生まれるのは不幸だけで、過去の過ちを悔やみ、認めて生きていくことの真っ当さが、梨々子の姿や旭の選択から描かれたのであった。

ハッピーエンドに反響

学校帰りに、スーパー「スイッチバック」で旭に「お父さん、お使い手伝って」と萌子は笑いかける。2人で買い物をし、萌子は1人、紘海が待つマンションへと帰り、幸せに暮らしている様子が描かれる。

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月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』最終話より(C)カンテレ・フジテレビ

視聴者からは「ロスすぎる」「予想だにしていなかった結末に泣けました」「最高の終わり方で感動しました」など、感動の声や終わりを惜しむ声が多く上がっている。


カンテレ制作・フジテレビ系列 ドラマ『あなたを奪ったその日から』 毎週月曜よる10時