「もう俺無理だな、MCとか」島田紳助の助言に感動するも→MCを諦めた【人気お笑い芸人】とは？

テレビのバラエティ番組で、“MCを務める芸人”と“ひな壇で盛り上げる芸人”は、まったく違う才能が求められます。そんななか、ある芸人はかつて島田紳助さんから金言を受け、強く心を動かされたといいます。しかし、当時の自分の実力や家庭環境などを踏まえて、「もう俺無理だな」と判断。そのうえで“ひな壇芸人”としての道を選んだのです。

さて、一体その芸人とは誰なのでしょうか？

島田紳助さんの助言に感動するも、MCを諦めた人気芸人とは？

さて、クイズです！ある芸人は自分の立ち位置について、島田紳助さんからの言葉が大きく影響していると語りました。

「同じ場所に3年以上おったらアカン」と諭された当時、すでにひな壇芸人として6年目に突入していた彼は、「もう俺無理だな、MCとか」と決断。その選択は“諦め”というよりも、“覚悟”だったのかもしれません。

さて、その芸人とは誰でしょうか？

ヒント…

① 番組のひな壇で安定感あるコメントを放ち、MCたちからの信頼も厚い存在

② 家電好き芸人としても知られています

「3年いたらどんどんステップアップしていかなきゃダメだ」

答えは……土田晃之さんです！

2021年2月23日放送のテレビ東京『チマタの噺』に出演した土田晃之さんは、芸能界を去った島田紳助さんから受けた金言を明かしました。

若手の頃、紳助さんから「お前同じ場所に3年以上おったらアカンで、そこに慣れちゃうから」「3年いたらどんどんステップアップしていかなきゃダメだ」とアドバイスされたという土田さん。「めちゃくちゃいいことを言ってくださるな」と心に響く言葉だったものの、当時すでにひな壇歴6年目であること、自分の実力の限界、そして家庭のことなどを冷静に考えた末に「もう俺無理だな、MCとか」と悟ったそうです。

そのあとは“ひな壇芸人”としての道を極め、今では的確なコメントと柔軟なリアクションで番組に欠かせない存在に。笑福亭鶴瓶さんからも「話を振ると的確なことを言う、オモロイなと思うときがある」と高く評価されていました。

エピソードを知るとより好きになるかも

“MCになるべき”“上を目指すべき”という価値観が強いなかで、あえて“自分に合ったポジション”を選んだ土田晃之さん。その決断には大きな勇気と覚悟があったことでしょう。

ひな壇というポジションを逃げではなく極める場所ととらえたからこそ、今の安定感と信頼感があるのかもしれません。島田紳助さんの言葉を胸に、自分のスタイルを築き上げた土田さんの生き方は、多くの人にとって学びになるエピソードです。