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「ボンジュールが先でしょ!」フランスのバスで乗客が怒られた《鉄則マナー》に「それくらい大切」

  • 2025.7.18

しばひろ(@hirokokokoron)さんは、フランス人のパートナー・ガイックさんとの日常生活をX(旧Twitter)で発信しています。

フランスでバスに乗るとき、ただ目的地を尋ねるだけでは運転手に怒られてしまうことも…!?日本人にはちょっと驚きの「当たり前」がそこにありました。

あいさつが乗車のパスポート

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X(旧Twitter):しばひろ(@hirokokokoron

フランスでは、バスに乗る際に「ボンジュール」と運転手にあいさつをするのが当たり前。最初にそれを言わないと、どんなに丁寧に質問しても「まずボンジュールでしょ!」と叱られてしまうのです。ある日、目的地を尋ねようとした人がいきなり「すみません、ここ行きますか?」と聞いたところ、返事どころか一喝。「ボンジュールが先!」と怒られてしまいました。

その後も「このバス、〇〇まで行きますか?」と聞こうとした女性がいたのですが、最初の「ボンジュール」が運転手に聞こえなかったため、運転手は返事をせず「ボンジュールを待ってる」状態。女性が「言ったのに!」と主張しても「言ってない!」と押し問答になってしまいます。

さらには「彼女、ちゃんとボンジュールって言ってたのにねぇ」と、周囲に“ボンジュール警察”のような乗客まで現れる始末。ここまで徹底していると、もうあいさつは文化の一部というより“ルール”なのだと実感せずにはいられません。

とはいえこの日は、肝心のバスの表示が壊れていたため、どこ行きか分からず乗客が聞きたくなるのも当然の状況でした。

フランスでバスに乗るときは、とにかくまず「ボンジュール」。それがスムーズな移動のカギになるかもしれません。

X(旧Twitter):しばひろ(@hirokokokoron

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