カジュアルな中に上品さが光る。一足あると便利なコートスニーカー6選

コートスニーカーにも種類はあるけれど、やっぱりテニスシューズが気になるよね。紳士のスポーツと呼ばれるだけあって、どこか品があって、キレイ目にも履けるから。

1985年にテニス専用のコートシューズとして誕生した《リーボック》の「クラブシー」。中でも当時のデザインを忠実に再現した“リベンジヴィンテージ”は人気が高い。アッパーサイドには「ベクターロゴ」が加わりアップデートされている。

かつてテニス界のレジェンドプレーヤーであったルネ・ラコステ氏が創設した《ラコステ》の定番スタイル。プレミアムレザーをベースに、T-トゥキャップをスエードに切り替えたデザインが今っぽい。

「2750 コットンクラシック」は、1925年にブランドの創設者であるウォルター・マルティーニ氏がテニスをする妻のためにつくったモデル。天然ゴムと伝統的なヴァルカナイズ製法によるラバーソールが特徴的。

フランスで生まれ、今では世界中で愛用されている《ルコックスポルティフ》のコート系スニーカー。サイドのラインはエッフェル塔やセーヌ川など、フランスの象徴的な名所から連想されたデザインを採用。

1966年に革製のテニスシューズとして誕生した「クラシック 66」をタウンユースに改良し、1988年に再販した「クラシック 8 8 」。アッパーの伸びを防ぐ“5ストライプ”、つま先補強の“3ピーストゥ”など、特徴的なデザインを継承。

世界で初めてキャリア・グランドスラムを勝ち取ったイギリス人テニスプレーヤーが、自身の名を冠してスタートしたブランドのシューズも外せない。70年代のカタログから着想を得たロゴ刺繍が特徴的。

photograph_Kojima Yohei
styling_Kitagawa Saori
hair & make-up_AKI
model_Anna
edit_Chikazawa Yui〈KIP Inc.〉
design_Matsuoka Satsuki

FUDGE vol.261 2025年4月号より