機能性もデザインにも満足できる！ボーイズライクな春夏ワークスタイル8選【薬草研究家の1日まとめ】

働き者の彼女が日々使う道具や着る服は実はとても洒落ていて素敵なものばかり。日々、熱心にはたらく姿を追いかけて農園から時に蒸留まで、とある薬草園で働くとある薬草研究家のワードローブ。

着心地の良いシャツの袖をまくって準備万端。太めパンツに合わせたラフなスタイルも《マーガレット・ハウエル》が作るトーンをおさえた同系色のチェック柄シャツが主役なら、知的で上品な雰囲気にまとまる。

染料は使わずに、鉄媒染という鉄分との反応で変色させた《ヤエカ》の茶綿のカットソーで、今日は収穫日和。化学染料では生み出すことの出来ない、自然の原理で生まれたやわらかな色と絶妙な風合い。

パリっと清潔感のある《トゥジュー》のホワイトシャツで、今日は点検作業。糸に撚りを強くかけ、高密度で織り上げたポプリンクロスは、滑らかでいてハリ感のある表情。

クラシカルなワークシャツを連想させる前立てや素材感ながら、サイドスリットに施したリボンで女性らしさ引き立てるスタンドカラーシャツ。

収穫日には、防雨効果もある《フィルソン》の「TIN JACKET」をハンサムに羽織って。背面のアクションプリーツで動きやすさも備えた本格仕様のこの１着。

見た目にも涼しげで、肌馴染みもいい。暑さからも守ってくれる上質なリネンシャツは夏に向けて１枚は持っておきたいもの。日差しに映えるストライプ柄なら尚更。

毎日使う道具は美しくあること、そしてシャツは仕立ての良いものを選ぶこと。大英図書館にコレクションされている1918 年の架空の地図を基に、空想の風景などを遊び心溢れるイラストで描いた《ヤエカライト》のリバティ柄シャツ。

今日は温室に設えたテイスティングルームで客人をもてなすオープンデイ。可憐に咲く花のように淡いイエローカラーが映える《アシードンクラウド》のオーバーオール。

onKuL vol.15（2021年4月売号）より。

photograph :Seishi Shirakawa
styling : Akira Haneishi
hair&make-up : Keita Iijima［mod’s hair］
model : Karin
edit : Yumika Asai［ONKUL］
re-edit : ONKUL

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