『仕事で一番大切なことは…』“工事現場にあった言葉”が話題に「大事なこと」「はやく家に帰りたいって気持ちになっちゃう」＜海外＞

建設現場や工事現場にある看板には「安全第一」と書かれていることが多いです。

今回紹介する海外にあった看板は、同じく安全性を訴えるものですが日本のものとは様子が違います。

看板を読んだら単純に安全に作業をすること以上のことが思い浮かぶような、そんな看板です。文字通り受け取れば看板に書いてある文書は心が温まるような文章なのですが…。

この看板の写真が海外のSNSに投稿されると、看板に対してシュールなコメントが集まりました。

ハリウッド映画のセリフっぽい

工事現場にあった看板。

アメリカ合衆国の掲示板型ソーシャルニュースサイト「Reddit」に看板の写真が投稿されました。

建設現場にある看板には「本日の仕事で一番大切なこと。それは安全に家族や愛する人のもとに帰ることだ」と書いてあります。「安全に作業をしましょう」ということですが、そこに「家族や愛する人のもとに帰る」という働いている人のプライベートな生活を背景にしています。

単純に「危険な作業はしない」と書くよりも温かみのあるものを感じられますが、実際に集まったコメントは看板に冷静にツッコミをいれるシュールなものでした。

一部のコメントを紹介します。

じゃあ家族や愛する人がいない人間はどうすりゃいいんだ！？

家族がいるとかいないとかじゃなくて、自分の健康や安全よりも仕事を優先させてはいけないってことだよね。
大事なことだよ。

この看板って歩道の方を向いてるのかな？
それとも働く人が見れるような位置にあるのかな？
アホな人とかティーンエイジャーが工事現場の中にはいっていたずらしないように置いてあるだけかもしれないよ。

工事現場で責任者をしているけど、これは働く人に向けたメッセージだね。
いろんな現場にあるのを見たことがある。

私なら誤解してしまうよ。
「安全に仕事をしよう」という考えじゃなくて、はやく家に帰りたいって気持ちになっちゃう。

「どうして早く帰ったのですか？」
「そう看板に書いてあったんです」

こんな風に看板には書いてあるけどさ…締め切りが近くなるとそうはいかんのだよね。

じゃあこんなことを看板に書くのはどう？
「この職場であってはならないことは、他人を脅したり怖がらせるようなことだ」

看板に書いてあることは映画に出てくるセリフのような情熱のあるものですが、コメントは鋭いツッコミで溢れていました。

働いている人はそこで作業するだけではなく、ちゃんとひとりひとりに家族や大切な人がいる個人である、と認識されているのは素敵なことのようですが、ちょっとひねくれた気分になってしまうこともありますよね。

よほど仕事好きじゃないと「早く帰りたいな」と思ってしまうのも、ある意味普通の感覚です。

また、ほかにも海外にある安全に作業しましょうという看板の中には「触るな危険！触ったら死ぬ恐れがあるだけではない、死ぬほど痛い」というものもあることがコメントで寄せられていました。

具体的な文章がある方が、頭には残りやすいかもしれませんね。

出典：Reddit（This sign outside a construction area）

取材協力： garcoonさん（https://www.reddit.com/user/Garcoon/）