「は？お前殴られたいの？」ポイ捨てを注意した少女に男性が逆ギレ…助けに入った大人の対応に「涙が出た」

荷物を落としてしまい困っている高齢者の方や、上司からパワハラを受けている部下など「もし目の前で困っている人がいたら？」というシチュエーションで動画を作成しているYouTubeチャンネル『NotAlone〜みんなひとりじゃない〜』。

「見たら少しだけ誰かに優しくなれる」と人気を集め、チャンネル登録者数は85.5万人（2025/05/27時点）に達しています。

今回は、『NotAlone〜みんなひとりじゃない〜』の中から、「『は？文句あんの？』ポイ捨てを注意した女の子が男性に暴言を吐かれる…全力で守る人々の姿に感動」という動画を紹介します。

ゴミを捨てた男性を注意した少女が罵倒される光景を見て、街ゆく人々はどのような反応を示すのでしょうか？

逆切れされる女の子を目にした大人たちは…

路上にお菓子や空き缶を投げ捨てる男性を見かけた少女は、「あの、すみません」と声を掛けます。そして、勇気を振り絞り道にゴミを捨ててはいけないと注意します。

しかし、男性はまるで反省するそぶりを見せません。それどころか、「面倒くせぇな」「偉そうに説教してくんじゃねぇよ」と心無い言葉を投げかける始末。しまいには、少女に「お前が拾えよ」と命令し始めます。

ですが…。

その様子を目撃した若い女性が、おもむろに椅子から立ち上がりました。そして、「私捨てましょうか？」と声を掛け、ポイ捨てをした男性に非があることを指摘します。

その後も、ゴミを拾い上げ少女に駆け寄る男性や、「子供怖がってるんで」と言いながら少女を庇う男性の姿が。たくさんの大人たちが、正しい行いをした少女に罵詈雑言を言い放つ男性から守るのです。

ポイ捨てをした大人と、それを注意した少女。どちらに非があるかは一目瞭然ですが、いくら注意されても、男性は反省する様子を見せません。

女性に「悪いことしたのお兄さんじゃない？」と言われても、「ゴミ捨てただけだよ」開き直り…。

小さな子どもに絡むのは良くないと指摘されると、「突っかかってきたのこっちだって」と、自分に非は無いと主張する始末。

しかし、正しい行為をした少女を守るためにも、大人たちはポイ捨てをした男性に立ち向かいます。

まるで反省する様子を見せない男性に、女性は「恥ずかしいと思わないんですか？普通に」「小さい子に注意されて」と発言。すると、男性も少々居心地が悪くなってきたようで、表情に変化が生じます。

もう一人の男性も、「大人としてどうなんですか？」と同様の発言をします。

そして、ポイ捨てを注意した少女を改めて肯定し、男性に対し「逆ギレじゃないですか」と非難。子どもを守るために自分がゴミを回収することに決め、男性へすぐにこの場から立ち去るよう伝えます。

結局、ポイ捨てをした男性は、自分自身の過ちを反省することはありませんでした。

威圧的な雰囲気を漂わせる男性に近づきたいと思う人はそう多くないでしょう。その中で、どうして大人たちは少女を守るために行動を起こしたのでしょうか？

その理由として、女性はポイ捨てを注意した女の子の正義感のようなものを踏みにじりたくなかったからと語ります。危険を冒して間違っていることを間違っていると指摘した少女の姿に、心を動かされたそうです。

若い男性は、小さな子どもが怖い大人に絡まれている様子に危機感を覚えたそう。さすがに誰かが仲裁しないとまずいと思い、少女を守るために二人の元に駆け寄ったのだとか。

この男性には妹がいるのだそう。大人同士のトラブルであれば見過ごしたものの、小さな女の子が恫喝されている様子に居ても立っても居られず、勇気を出してポイ捨てをした男性を注意したのだとか。

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

ちゃんと注意できるお子さんえらいですね。助けに行くお兄さんもお姉さんも素敵です。

ちゃんと注意出来る子供は偉い
そして、子供の事を見守れる大人が，ちゃんとまだまだいるって安心出来る。

注意するのも間に入るのも怖いよね。その人がどんな人か分からないし何持ってるか分からないのに、そこに注意しに行ける勇気に拍手

「注意してくれたんだから」そう物事を捉えれば良いんだな。勉強になった。

涙が出た。なんでか、泣けた

ポイ捨てを注意した少女のために、大人たちは男性に対しさまざまな言葉を投げかけました。しかし、全ての人々に共通していたのは、正しい行動をした小さな女の子を守ろうとする強い決意でした。

少女の勇気ある行動を肯定し、身勝手な大人の行動から遠ざけようとする姿からは、見知らぬ子どもを思いやる気持ちがひしひしと伝わってきます。

ポイ捨てはけっして許される行為ではありません。また、小さな子どもに大人が絡むのも大問題でしょう。しかし、温かな心の持ち主もたくさんいます。

日常生活を送る中で、時に同じような場面に出くわすこともあるかもしれません。自分自身も身にも危険が及ぶことを恐れ、見て見ぬふりをしてしまうこともあるでしょう。しかしながら、小さな勇気と誰かを守りたいと思う心が、社会をより良いものに変えていけるかもしれません。

あなたなら、この場面でどう行動しますか？