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配達員「これ、誰が受けるの?」配達7件で時給1,220円…新ルールの実態に現場は困惑

  • 2025.5.27

マツトシthe配達さん(マツトシさん)が、フードデリバリーの仕事に関するお役立ち情報動画をアップするYouTubeチャンネル『マツトシ』。同業者やフードデリバリーの仕事に関心がある人を中心に人気を集め、チャンネル登録者数は1.4万人(2025/05/14時点)を超えています。

今回は数ある動画の中から『【Uber Eats(ウーバーイーツ)配達】最低単価が乱発...みつお(320)ダブルは草生える。配達員に拒否られて、また料理遅延か』をピックアップ。1.6万回(2025/05/14現在)再生されたこの動画では、マツトシさんが、Uber Eatsにおける同時配達の仕様変更で、配達員の稼ぎにどの程度変化が出るのかを検証した様子が紹介されています。

Uber Eats同時配達の仕様変更で「効率的に配達できる」は本当?

今回、マツトシさんは、Uber Eatsが2025年4月15日に実施した「同時配達の仕様変更」によって「配達員の稼ぎに変化はあるのか」を検証します。

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出典元:『マツトシ』(YouTube)

変更内容は、配達中に別のリクエストが入った場合、既存の配達を終了させていなくても、途中でピックアップやお届けに立ち寄ることができるようになった、というもの。

この変更には、配達員がより効率的に配達を回れるようにする意図があるようですが、マツトシさんは「追加リクエストの金額が高ければ対応するけど、低単価であれば引き受けない。金額次第だよ」とコメントします。

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出典元:『マツトシ』(YouTube)

また、一定件数クリアでインセンティブがもらえる「週次クエスト」の仕様も、2025年4月14日に変更となりました。これまでは、評価の機会が1週間に1回であったところ、週2回となり、代わりにクリアするための件数が5件から10件に増えました。

マツトシさんは「事実上達成はしづらくなっている」と見解を述べます。さらに「今回の同時配達仕様の変更は、クエストの改定を見越しての取り組みなのかも」と付け加えました。

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出典元:『マツトシ』(YouTube)

時刻は11:30。マツトシさんは業務をスタートします。1件目は、分単価26.8円、時給1,608円とあまり条件の高くない配達を引き受けました。

マツトシさんは、事前に実施したLIVE配信で「新システムの同時配達をした方、バッグの中に最大何件分の料理が入りましたか?」と視聴者に質問していたのだそう。それに対し、少数ではあるものの「4〜6件」と回答する方もおり「新しい同時配達の仕様では、一度にバックに入れられる料理の件数も重要」と話します。

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出典元:『マツトシ』(YouTube)

ちなみに、今回の動画撮影日は、暖かくて晴天の日。多くの配達員が稼働するわりに、デリバリーの注文は多くないため、供給過多で単価が下がることが予想されます。

1件目の配達を終えたマツトシさんは、すぐに2件目の配達に取り掛かります。商品をピックアップしてお届けに向かう道中、バイクを運転しながら「既存の注文を配達中に、追加のリクエスト分をピックアップするケースは、これまでもあった気がする」と話します。「配達員にとって、そこまでメリットのあるアップデートではない」と考えているようです。

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出典元:『マツトシ』(YouTube)

その後も配達している間、何件か追加のリクエストが入ります。低単価のものは断りつつ、良い条件のものを選定して対応し続けました。

最終的に7件の配達を実施したところで、この日の稼働は終了。2時間30分で総売り上げ3,051円、時給にすると1,220円でした。ルールの改訂によって、週次クエストのインセンティブももらえず、悔しい結果となりました。

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出典元:『マツトシ』(YouTube)

新しい同時配達の仕様では、追加注文が低単価の場合、配達員はリクエストを引き受けないため、稼ぎにはあまり変化がないようです。マツトシさんは「単価を上げる攻略として、同じ店舗の2〜3件の注文を別々に引き受けるなどして、1件の単価を上げることが重要だ」と話しました。

この動画に寄せられたコメントは…?

動画のコメント欄には、同じ配達業をしている視聴者からの共感や体験談が集まっています。

新宿渋谷港区で稼働してるけど、基本が分単価21〜27円😢
鳴るだけ東京良いですよね〜 今日は10時間やって3件しか鳴りませんでしたww

今回の動画では、Uber Eatsの新システムが、これまでと比べて配達員にとってのメリットは少ないものであり、配達する際の戦略を考えることが必要であると分かりました。


動画:『【Uber Eats(ウーバーイーツ)配達】最低単価が乱発...みつお(320)ダブルは草生える。配達員に拒否られて、また料理遅延か』
協力:『マツトシ

マツトシ
Uber Eatsや出前館、menu、Woltなど、ほぼ全てのフードデリバリーを経験。2021年から、フードデリバリーの仕事に関する情報をYouTubeにUPしている。
・X:マツトシthe 配達くん

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。