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パターの正しいテークバックはどっち?前傾しているのに真っすぐは不自然

  • 2025.5.9

目澤秀憲コーチにパッティング理論を聞くと、今までの常識を覆す独自の理論をもっていた!

超オススメな構えと打ち方を伝授!

ストレート軌道は打点が上下にズレやすい

パターの正しいテークバックはどっち?前傾しているのに真っすぐは不自然
バックスイングとフォローが左右対称になる緩やかな円軌道が理想!(〇)フェース面を真っすぐボールに向けたままテークバックするとヘッドが高く上がってしまう!(×)

最初に解説したとおり、パターにはライ角があるので円軌道が正しいのですが、ストレート軌道はほかにもデメリットがあります。テークバックでヘッドを高く上げてしまいやすく、そうなるとインバクト時の高さが不安定になるので打点が上下にバラつきます。円軌道ならヘッドはほぼボールの高さをキープするので、レベルに振るだけでOKです。

また、ストレート軌道は腕が体から離れてしまい、手打ちの原因になりやすいので注意してください。緩やかな円軌道になればヒジが体から離れないので、腕と体を一体化させて振れる。ストローク軌道が安定するメリットも大きいです。

手元が体から離れやすい

ヘッドを真っすぐ動かそうとすると右腕を伸ばしたままのストロークになる。腕が体から離れてしまうので不安定な軌道になりやすい。

無理にストレートに動かすとフェースが開く

強引に動かすとトップまでは真っすぐ動くが、ダウンスイングになると遠心力によってフェースが開いてヒールヒットのミスが増える。

インサイド・アウトだとボールもつかまる!

円軌道でヘッドを動かすと自然にフェースローテーションが起こるので、インパクトでボールをつかまえて打てる。

いかがでしたか。目澤コーチのレッスンをぜひ参考にてしてください!

レッスン=目澤秀憲
●めざわ・ひでのり/1991年生まれ、東京都出身。日本大学ゴルフ部を経て、米国にゴルフ留学。TPIレベル3を取得し、河本結、有村智恵のコーチを務める。

構成=野中真一
写真=中野義昌
協力=ザ・カントリークラブ・ジャパン

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