口では何とでも言える。娘を想う妻は夫への怒りがこみ上げる。妻は２番目に好きな人｜岡田ももえと申します

妻は２番目に好きな人

後悔しないようにろみ緒さんに聞きたかったことを全部聞くことにしためいさん。２つ目の質問は、ジュリ実さんについてでした。「正直に答えてほしいんだけど、元彼女の事、今はどう思ってるの？」

元彼女のジュリ実さんのことを今どう思っているのかと真正面から聞かれたろみ緒さんは、「信じて貰えないと思うけど・・好意はもうないよ」と静かに答えました。

夫婦の今後について考えていためいさんは、ろみ緒さんに質問しながら以前友人たちと話したことを思い出していました。ろみ緒さんの不倫疑惑を友人に相談した時、パパっ子のあかりちゃんのことを考えると踏み切れないと悩みを吐露しためいさんに、友人は「私が小学生の時、両親が離婚したけど子供ながらに精神的に辛かったよ」と自身の経験を話してくれました。

「ずっと仲良いと思ってたから余計に・・家族とか夫婦って絶対の繋がりだと思ってたから」と、両親が離婚したときに辛い思いをしたと語った友人。

「ああこんな物なんだって見方が変わった」と言った友人の言葉がめいさんの頭にずっと残っていました。

そして、パパのことが大好きなあかりちゃんのことを思いながら、めいさんはこみ上げてくる想いをろみ緒さんに話し始めました。「家族が大切、大切って・・」

「ふざけないでよ。口では何とでも言える。会いに行ったらどうなるか想像できるでしょ」と、これまでずっと冷静だっためいさんが感情を露わにしました。
離婚するかどうかの決定権を委ねられためいさんは、信用できなくなっているろみ緒さんをこの先信じる事ができるのかと考えたときに、後悔しないように聞きたいことを全て聞こうと決意。元彼女のジュリ実さんのことを今どう思っているのか聞くと、ろみ緒さんは「好意はもうないよ」と静かに答えました。めいさんはこの時、以前友人にろみ緒さんの不倫疑惑を相談した時のことを思い出していました。小学生の時に両親が離婚したという友人の「辛かった」という言葉を思い出し、パパっ子の娘あかりちゃんのことを思うと軽率な行動をしたろみ緒さんへの怒りが湧いてくるめいさん。
めいさんとあかりちゃんが一番大切だと言いながら、ろみ緒さんがやっていたのはその大切な家族を裏切るような行為でしたね。めいさんが怒るのも当然です。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

［作者］岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています！！

［編集コメント］ママ広場編集部
あかりちゃんのことを一番に考えるめいさんだからこそ、あかりちゃんを悲しませるようなことをしたろみ緒さんが許せないのですね。