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セルフで簡単。リングサイズの測り方

  • 2025.5.4
HAND RECEIVING ENGAGEMENT RING

ブライダルリングを購入するとき、キーとなるのはそのサイズとフィット感。キツすぎれば着用時に違和感が生じ、ゆるすぎれば最悪の場合失くしてしまうことも。店舗で買うにせよ、オンラインで買うにせよ、かなり大きな買い物になるため、指のサイズはしっかりと把握しておきたい。

ただ、リングサイズを測定する際に覚えておきたいのが、私たちの指の太さは運動量や塩分の摂取量、気温、湿度、時間帯などによって変化するということ。それでも、コンディションに左右されることなく快適な着け心地が続く“シンデレラフィット”のひとつを見つけるために、簡単なリングサイズの測り方を以下に紹介しよう。

1. スマホアプリ

まず、「Ring Sizer by Jason Withers」のようなアプリを使う手がひとつ。スマホにダウンロードし、 アプリを開いて画面上のマークをすでに持っている指輪に合わせれば、サイズが表示される。自分の指にぴったりと合うものが手元にあるなら、便利な方法だ。

グラフ(GRAFF)グロウン ブリリアンス(GROWN BRILLIANCE)といったジュエリーブランドのウェブサイトではリングサイズの測定がオンラインでできるほか、ブリリアント アース(BRILLIANT EARTH)デヴィッド ヤーマン(DAVID YURMAN)ホールデン(HOLDEN)などはサイズ測定キットを無料で提供している。

2. ひもと定規、またはテープメジャー

昔ながらの方法で指輪のサイズを測りたいなら、テープメジャーを使うのが簡単。テープメジャーがなければ、ひもと定規を使ってもOK。余ったひもや裁縫に使う糸などがない場合、細長い紙でも代用できる。長めに切ったひもを指の付け根に巻きつけ、1周したポイントにペンで印をつける。ひもを平らに伸ばし、長さを定規で測ったら、ブランドのウェブサイトにあるリングサイズ表と照らし合わせて何号か確認する。ほとんどのサイズ表は0.1ミリメートル単位で表記されているので、特に海外のリングサイズは細かい数字まで確認して四捨五入しよう。

3. リングサイザー

リングサイザーは、数字が書いてある結束バンドのようなもので、指を囲んでフィットする位置まで締め付けて計測する。ただし、きつく締めすぎないように注意。リングと同じように、リングサイザー自体も取り外せるような周囲長にすること。ちょうどいいと感じる位置に示されている数字が、あなたのリングサイズになる。もし2つの数字の間だった場合は、サイズアップするのがおすすめ(もちろん、ハーフサイズのリングがあったらぴったりな数値のものを選ぼう)。リングサイザーはプリントアウトできる紙のものを使用してもいいし、オンラインで購入してもいい。ミキモトMIKIMOTO)は印刷可能なリングサイズガイドも用意しているので、手持ちにちょうどいいリングがあるなら、表の円に合わせて何号がフィットするか確認しよう。

どのリングサイズか迷ったら……

このようにリングサイズの測定は家で簡単にできるものがほとんどだが、迷ったら専門店で正確に測ってもうのが安心だ。専門店には大抵、何十種類ものサイズを取り揃えたリングゲージがある。さまざまな号数を試着して、どれが最も快適にフィットするか調べてみよう。

サイズが合わなくなってきたらお直しを

購入したリングを身に着けているうちに、しっくりこなくなることもある。少しキツくなってくるかもしれないし、第二関節までリングが移動するようなら、サイズを下げたほうがいいかもしれない。近くの専門店でリングと指のサイズを正確に測ってもらい、調整する必要があるか見てもらおう。お直しにかかる費用はさまざまだが、一般的にサイズアップよりもサイズダウンのほうが安価なことが多い。

理想のフィット感とは?

指輪はキツすぎず、ゆるすぎずがちょうどいい。理想的なのは、着けていて快適でありながら、落ちる心配がないフィット感だ。指の付け根あたりで無理なく回せる大きさが◎。指に圧迫感を感じたり、皮膚がすれるようなら、そのリングは間違いなく小さすぎる。反対に、第二関節を簡単にすり抜けてしまったり、手を振った時に飛んで行ったりしそうなら、リングは大きすぎる。

リングの太さでサイズは変わる?

リングのサイズは、デザインによっても変わる。一般的に、アーム幅(指を通す輪の腕部分)が太いとタイトに感じることが多いため、ハーフサイズ(またはそれより)上のものを選ぶのがベター。迷ったら、さまざまなサイズのリングを試着して、ちょうどいい号数を確かめよう。

Text: Gia Yetikyel Translation: Rikako Takahashi

From VOGUE.COM

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