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2026年後期『NHK朝ドラ』ヒロイン決定した“石橋静河”とは一体…?意外な経歴に“衝撃”

  • 2025.5.29

2025年5月29日(木)、2026年度後期の『NHK朝の連続テレビ小説』詳細が発表されSNSで大きな話題となっている。タイトルは『ブラッサム』。明治~昭和まで、激動の時代を駆け抜けた女流作家・宇野千代をモデルとした物語で、主演は女優の石橋静河が務めることとなった。

主演会見で主役に選ばれたことを「いまだにびっくりしている」と語った石橋。彼女はいったいどんな女優なのだろうか?今回は女優・石橋静河の経歴を振り返ってみたい。

NHK朝ドラの主役を務めるのだから、今まで演技一筋でやってきたのだろう…そう思う方も多いだろうが、石橋の経歴はかなり異色。実はもともと女優ではなくダンサー志望だったのである。

俳優の石橋凌を父に、女優の原田美枝子を母に…芸能一家に生まれた石橋

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(C)SANKEI

石橋静河は1994年、東京で生まれた。父は俳優兼歌手の石橋凌、母は女優の原田美枝子という芸能一家の生まれである。3人きょうだいの末っ子で、シンガーソングライターの優河は石橋の姉だ

芸能界で忙しく働く両親を見て育った石橋は、いわゆる「普通」の家庭に憧れ、子どもの頃は「大人になっても役者にはならない」とかたく決めていたのだそう。

演技の代わりに石橋が幼少期から打ち込んでいたのがクラシック・バレエ。プロを目指し、アメリカやカナダのバレエ学校への留学も経験した。その留学中にコンテンポラリー・ダンスと演技の面白さに開眼!帰国後はコンテンポラリー・ダンサーや女優として活動することになった。くしくも、両親と同じ道を進み始めたのである。

映画『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』でブルーリボン賞新人賞受賞!『半分、青い。』で朝ドラにも初出演

そんな石橋が一躍脚光を浴びたのが2017年に公開された『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』だ。有名詩人・最果タヒの詩集をもとに作られた本作は、生きづらさを感じる若者たちの心の交流をポエティックに描き、多くの賞を獲得。池松壮亮とW主演だった石橋の瑞々しい演技にも注目が集まった。結果として、石橋はこの映画でブルーリボン賞新人賞も受賞している。

また、2018年には『半分、青い。』でNHKの朝ドラに初出演。ヒロインの幼馴染役を好演した。

最近では2021年に放映された『大豆田とわ子と三人の元夫』で男性に猛アピールを見せるクセの強い女・三ツ屋早良役が印象に残っている方も多いのではないだろうか?その後も、2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では静御前、2024年のドラマ『ブラック・ジャック』ではドクター・キリコ…と高い演技力を要求される役を石橋はその確かな演技力で着実にこなしていった。

「宇野千代の波乱万丈な人生をどう演じるか…」石橋の演技に期待大!

石橋の経歴を振り返ってみると、今回の朝ドラ主演抜擢は本人の驚きとは反対に「満を持して」という印象すらある。

SNSにも「宇野千代の波乱万丈な人生をどう演じるのか期待」「めっちゃ好きな女優」「石橋静河さん、好きだから嬉しい」「最高」「大河ドラマが美しくて忘れられない」「親子ってこと知らない人の方が多いかも」など、石橋の出演への驚きと演技を楽しみにする視聴者の声が多数寄せられていた。

主人公のモデルとなった宇野千代は、才能豊かで恋多き作家。激動の時代を生き抜いた女性を石橋がどう演じるのか今から楽しみだ。


※記事は執筆時点の情報です