1. トップ
  2. クイズ
  3. この数式を完成させられる?「7□7□7=6」→□に入る演算記号は?

この数式を完成させられる?「7□7□7=6」→□に入る演算記号は?

  • 2025.5.20
undefined

今回は少し変わった問題に挑戦です。

+、−、×、÷の演算記号を□に入れて、数式を完成させましょう。

どのように考えると効率的に答えが出せるか、考えてみてください。

問題

□に演算記号(+、−、×、÷)を入れて、数式を完成させてください。
7□7□7=6

ヒント:左辺と右辺に登場する数の関係に注目してみましょう。

解答

正解は、「一番目の□は−、二番目の□は÷(7−7÷7=6)」です。

思いついた演算記号を□に順番に入れていき、数式が成り立つか検証してもよいのですが、もっと簡単に答えを出せるとうれしいですね。

次の「ポイント」で、効率的に考えるための戦略を見ていきましょう。

ポイント

この問題では、「左辺が7ばかりで、右辺は6である」点に注目するのがポイントです。

6は7より一つ小さい数なので、左辺が7−1という形になれば数式は成立することになります。

「7□7□7」を7−1にするため、まずは最初の□に−を入れます。

7□7□7→7−7□7

次に、後半の二つの7から1を作り出すことを考えます。同じ二つの数から1を作るには、割り算が適しています。

7÷7=1

つまり、一つ目の□には−を、二つ目の□には÷を入れれば、答えが6になる計算式ができます。

  7−7÷7
=7−1
=6

ここで「7−7=0、0÷7=0だから答えは0になるのでは?」と思った人は、計算順序のルールを思い出してください。

<計算順序のルール>
次の順序で計算します。

1.( )の中
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算

掛け算と割り算は、足し算と引き算よりも先に計算するのでした。つまり、「7−7」よりも先に「7÷7」を計算するため、この式の答えは0ではなく、6になるのです。

<間違った計算例>
  7−7÷7  ←引き算から先に計算すると…
=0÷7
=0
<正しい計算過程>
  7−7÷7  ←割り算から先に計算する
=7−1
=6  ←問題の数式が成り立つ!

まとめ

今回の問題、どのぐらいの時間で答えを出せたでしょうか?

最も確実に答えを出す方法は、二つの□に4つの演算記号を順番にあてはめていき、計算結果が6になるものを探していくことです。

7+7+7=21
7+77=7
7+7×7=56
7+7÷7=8


この方法なら、いつかは答えにたどり着けます。しかし、時間がかかるのは否めません。

そこで、今回のように式に使われている数字に注目すると、より効率的に答えを探せるはずです。

□に当てはまる数や演算記号を求める類問も用意していますので、ぜひ引き続き挑戦してみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


もう一問挑戦!

この数式を完成させられる?「30+10×□=80」→□に当てはまるのは?
この数式を完成させられる?「30+10×□=80」→□に当てはまるのは?