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郵便局の注意書きに「唸らされた」その内容とは!?<注意書きにまつわるエピソード2選>

  • 2025.6.21

街を歩いていると、いたるところにある「注意書き」。普段はなんとなくしか確認しないかもしれませんが、思わず二度見してしまうようなものもあるようです。

そこで今回は、SNSに投稿され大きな話題を呼んだ、<注意書きにまつわるエピソード2選>を紹介します!

1、郵便局ATMで見つけた注意書きに思わず感動!

2025年5月、文化人類学者の早川公(@hayakawa_ko)さんが、「郵便局のATMで見かけた注意書きが素晴らしすぎた件」についてX(旧Twitter)に投稿したところ、4.5万いいね(2025/06/19時点)が集まり、「全国のATMに貼って欲しい」「良いアイデア」と注目を集めました。

投稿者さんは、いったいどんな注意書きを見かけたのでしょうか?

※下記の日付のリンクからX(旧Twitter)に移行します

早川公(@hayakawa_ko)2025年5月13日

郵便局のATMになったこの注意書き、唸らされた。考えた人あたまいい。
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出典:早川公(@hayakawa_ko)さん

これは素晴らしい…!

詐欺という言葉を一切使わず、窓口の郵便局員さんのもとへ被害に遭いそうな方を誘導しています。

「医療費還付金詐欺に気をつけて!」という表現だと「私が詐欺にあうはずがない!私は一般的な手続きに来ただけだ!」と思い込んでいる人の目には留まりにくいものです。

でも、この貼り紙であれば「このATMが手続きに対応していないだけなんだな。窓口では手続きできるんだな」と捉えてもらうことができますね。

一度窓口まで来てもらえれば、警察にも繋ぎやすくなります。

投稿者さんは郵便局員さんのアイデアに対し、「唸らされた」「考えた人あたまいい」と思いを綴っていました。

郵便局員さんの素晴らしいアイデアに感動したユーザーが多いようでした。郵便局だけでなく、他のATMにも貼って欲しい…という声も。

「あなたはだまされている可能性がありますよ」という相手を否定する表現を用いるのではなく、目にした人が受け入れやすい言い回しになっている点が高い評価に繋がっているようです。

2、苦労の歴史を物語る?駅のトイレにあった切実な注意書き

2025年2月、モチコ(@mochicco69)さんが、「駅のトイレにあった今までの苦労を感じる注意書き」についてX(旧Twitter)に投稿したところ、その内容に注目が集まりました。

いったいどんな注意書きなのでしょうか?

モチコ(@mochicco69)2025年2月12日

「さんざんいろいろ言われて苦労したんだろうな…」
と歴史が感じられる注意書き。
このまま文句言わず使うよ…
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出典:モチコ(@mochicco69)さん

こちらは、都内の駅のトイレにあったというフック。手荷物や上着を一時的にかけられるフックのようです。その下には「こちらのフックは正しい向きで取り付けてあります」という注意書きが。

おそらく、過去に「トイレのフック、上下逆じゃないですか?」と言ってくる方がたくさんいらっしゃったのでしょうね。

シンプルな注意書きですが、このテプラを設置するまでの歴史を考えると、少し心が痛みます。「お客さんが快適にトイレを使えるように」という思いで設置されたフックでしょうから、感謝の気持ちを忘れてはなりませんね。

注意書きをじっくり見たくなる!

今回は、「郵便局のATMで見かけた注意書きが素晴らしすぎた件」、「駅のトイレにあった今までの苦労を感じる注意書き」といった<注意書きにまつわるエピソード2選>を紹介しました。

街中のあちこちで見かける注意書きですが、つい見過ごしてしまうことも多いですよね。

けれど、よく目を通してみると「なるほど!」と感心してしまうような内容が書かれていることも。注意書きを見かけたら、ついじっくり読んでみたくなりますね。

 

取材協力:早川公(@hayakawa_ko)さん、モチコ(@mochicco69)さん

※記事内の情報は記事公開時点の情報です