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電車に乗る女子高生に「降りんでええか?」その一部始終に乗客が“ドキッ”としたワケ<電車にまつわるエピソード2選>

  • 2025.6.20
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

通勤・通学やお出かけなど、日々の移動に欠かせない「電車」。身近な存在だからこそ、思いがけない出会いやエピソードが生まれることも多いようです。

そこで今回は、SNSに投稿され大きな話題を呼んだ、<電車にまつわるエピソード2選>を紹介します!

1、安心を届ける車掌さんの気配りにほっこり

電車に乗っているとありがちな失敗に、寝過ごしミスがあります。つい車内でウトウトしてしまい、目的地で降車し損ねてしまうと、地味に予定が狂わされ、その日のやる気まで持っていかれてしまうこともあるでしょう。

SNSでは、「学生を見守る車掌さんの神対応」についての投稿が、話題になっています。

いったいどのような対応だったのでしょうか。

こちらをご覧ください。

電車で一番うしろの車両乗ってたら、とある駅で車掌さんが外出て、ホームから車両に乗ってたから何事かと思ったら寝てる女子校生に、降りんでええか?◯◯駅やでって起こしてあげてた
制服着てたから、どこの学校かわかってて最寄り駅着いたのに寝過ごしそうやから、わざわざ出てきて教えてあげてて
やさしっ

停車した駅で車掌さんがこのような行動をし始めたら、何かトラブルがあったのかな?と一瞬ドキッとしますよね。

しかし、車掌さんの目的は寝てしまい降りそびれそうになりそうな学生さんを、そっと起こすためでした。業務だけでなく、ちゃんと乗客のことも見てくれている素敵な車掌さんのプロの気遣い。心がじんわりと温かくなる素晴らしい対応ですよね。

投稿者さんに詳しいお話を伺ったところ、「女子校生は飛び起きて、隣に座って一緒に寝ていた友人と思われる子と2人で恥ずかしそうに慌てて降りていきました。その際に、起こしてもらった子は軽く会釈していました」とのこと。

また「周りの方は特になにも反応していませんでした。みんなスマホを見ているか、寝ているかだったので、車掌さんの素敵なやさしさを私だけが垣間見たような気になり、四つ葉のクローバーを見つけたときのような気分でした」とのことでした。

ただの案内ではなく、心を包み込んでくれるような言葉で優しい確認をしながら、学生さんをそっと起こした車掌さん。誰かが誰かをそっと見守ってくれている、というその静かな温かさが心に染みるエピソードでしたね。

2、電車の「指定席」でカーテンを閉めたい少年の“ひと言”

2025年3月、ちひろ(@chi502shin)さんが、「少年が『カーテンを閉めたいとき』に口にした素敵な言い方」についてThreadsに投稿したところ、1.5万いいねが集まり(2025/06/19時点)、「どんな育て方したらそうなるのか教えて欲しい」「100倍上品」と話題になりました。

いったいどんな言い方だったのでしょうか?

※下記の日付のリンクからThreadsに移行します

ちひろ(@chi502shin)2025年3月22日

特急指定席で隣の席になった少年が、眩しくてカーテンを閉めたかったようで私に一言「外の景色、ごらんになりますか?」と窓に手を添えてそれはそれは丁寧な確認を取ってくれておばちゃん感動しちゃった。そのままいい子で育っておくれよ少年!

投稿者さんが電車内で隣り合ったのは、中学生くらいの少年。中学生であればまだまだあどけない部分もあるでしょうが、この少年は窓のカーテンを閉めていいか確認する際、「外の景色、ごらんになりますか?」と、大人顔負けのとても素敵な言葉を投稿者さんにかけたそうです。

こんな言い方、なかなか大人でもできないですね。しかも「窓に手を添える」という仕草も付けていたそうで、とても上品ですね。

投稿者さんに詳しいお話を伺ったところ、「なんてセンスのある一言…!大人の私でもこんな粋な事言えないなあ。『こんな素敵なお子さんを育てた親御様はどこ?!』と思い探してみましたが、残念ながらいらっしゃいませんでした(笑)」とのこと。

また「心の中で拍手して感動しましたが、声はかけられず私の方が先に降りてしまいました」とのことでした。

人によってはこういう時に乱暴な言い方をしたり、そもそも確認を取らなかったりすることもあります。少年の素敵な言動を真似し、大人たちも言葉遣いにさらに気をつけなければいけませんね。

いつでも素敵な対応を心がけたい!

今回は、「学生を見守る車掌さんの神対応」、「少年が『カーテンを閉めたいとき』に口にした素敵な言い方」といった<電車にまつわるエピソード2選>を紹介しました。

「電車」は、通勤や通学など日々の移動に欠かせない存在。たくさんの人が行き交うからこそ、思いがけない出会いや出来事が生まれることもありますよね。忙しい日々の中でも、いつでも思いやりのある行動を心がけたいものです。

取材協力:ちひろ(@chi502shin)さん

※記事内の情報は記事公開時点の情報です