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「これは何の注意喚起なんだ…?」父島・母島で見つけた道路標識に反響

  • 2025.6.2

道路標識といえば、一般的な「止まれ」や「横断歩道」などを思い浮かべる方が多いでしょう。しかしその地域ならではの道路標識というものも存在します。そのなかには、「え、これどういう意味?」と首をかしげてしまうような、個性的なものもあるようです。

銀の鍵(@clavis_argentea)さんが、「父島・母島で見つけた面白い道路標識」の話題をX(旧Twitter)に投稿し、注目を集めています。

いったいどんな道路標識なのでしょうか?

気になる投稿が、こちら!

投稿者さんが、小笠原諸島の父島・母島で見つけたユニークな道路標識たち。「動物注意」や「落石注意」といった標識は、山道などではよく見かけますが、今回紹介された標識はどれもひと味違います。思わず「えっ、これは何に注意すればいいの…?」と戸惑ってしまうような個性派ぞろいです。

まずはこちら。父島で撮影されたという標識には、なんとヤギと落石のイラストがセットに。

父島には家畜として持ち込まれたヤギが野生化したノヤギが生息しており、道路付近に出没することがよくあるのだそうです。

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出典:銀の鍵(@clavis_argentea)さん

 

そしてこちらも父島での1枚。木から何かが落ちてくる様子が描かれていますが…。

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出典:銀の鍵(@clavis_argentea)さん

これはいったい何の木なのでしょうか?実のようなものがポトリと落ちてきていて、なんだか気になります。

この木は「タコノキ」という小笠原固有の植物で、特徴的な大きな実がなる島のシンボルツリー。落ちてくる実に注意を促しています。

最後は母島で撮影された標識。描かれているのはヤドカリです。

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出典:銀の鍵(@clavis_argentea)さん

小笠原諸島には4種類のオカヤドカリが生息しており、すべてが天然記念物に指定されています。これらのヤドカリは道路を横断することもあるので、ドライバーに注意を促すため設置されているそうです。

標識で文化を感じる

これらはすべて、それぞれの土地の環境や生態系を反映した、“ご当地標識”というわけですね。

標識一つでその土地の個性や文化を感じられるのも、旅の魅力かもしれませんね。みなさんも旅行の際は、ぜひ道路標識にも注目してみてください。思わぬ発見があるかもしれませんよ。

取材協力:銀の鍵(@clavis_argentea)さん