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マレーシアの空港に到着した日本人学生→預けた荷物がない!?日本ではありえない“驚きのルール”に驚愕

  • 2025.5.21

今回は、Yukioさん(30歳・自営業)が初めてマレーシアに訪れた際に経験した、空港での予想外のトラブルをご紹介します。

約9年前、大学生の頃にインターンシップ生としてマレーシア・クアラルンプールを訪れたYukioさん。

現地で日本語学校のインターンとして参加すること決意し、人生初の長期海外滞在を始めようとしていたときのことです。

飛行機を降りてすぐに始まるはずだった荷物の受け取り
ところが、その「当たり前」がまったく通用しない構造に、思わぬ混乱が待ち受けていたのです。

いったい何が起こったのでしょうか。

初めての海外就職とドキドキの到着

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出典:photoAC(写真はイメージです)

2017年、大学在学中にインターンシップでマレーシアへ行く機会があり、その流れでクアラルンプールの教育機関で日本語教師として働くことになりました。

初の海外ひとり渡航。空港に降り立った瞬間の空気、暑さ、匂い、全てが新鮮で、「いよいよ始まるんだ」という期待と緊張が入り混じった瞬間でもありました。

しかしその直後、想像もしなかった空港システムに直面することになったんです…。

「荷物がない…?」空港で立ち尽くす

飛行機を降り、案内に従って進みながら「そろそろスーツケースを受け取れるかな」と思い歩き続けていました。
しかし、どれだけ歩いてもバゲージクレーム(荷物受け取り所)が見つからないのです。

え? どこにあるの?」「間違った方向に来た…?」と焦り始め、
到着したばかりの空港内でひとり、軽くパニックになりかけました。

周囲には同じように歩いている旅行者らしき人々。でも、誰もスーツケースなんて持っていません。

荷物を受け取るには「空港内を電車で移動」!?

意を決して、近くにいた外国人旅行者に英語で話しかけてみたところ、その方はとても親切に対応してくれ、こう説明してくれました。

この空港は広すぎて、荷物受け取りエリアは別ターミナルなんだ。電車で移動する必要があるんだ!良かったら案内してあげるよ!

そう、マレーシア・クアラルンプール国際空港では、 到着ロビーから荷物受け取り口まで、専用の空港内電車(エアロトレイン)で移動する構造になっていたのです。

その方は親切にも私をそのまま案内してくれて、 一緒に電車に乗り、無事スーツケースと再会することができました。

「ひとりで抱え込まない」ことの大切さ

 

この体験で学んだのは、海外での“あたりまえ”は日本とはまったく違うということ。
そしてもう一つ、「わからない時は、勇気を出して人に頼ること」の大切さです。

異国の地で迷子になる不安、荷物が見つからない焦り。 それを救ってくれたのは、たまたま居合わせた見知らぬ外国人の親切な行動でした。

旅先で人に助けてもらう

 それは今でも、私の海外経験の中で強く心に残っている瞬間であると同時に、私も同じような状況の人を見つけたら迷わず手を差し伸べようと決意をした瞬間でもありました。

海外では、思いもよらぬ出来事や不安に直面することもあるかもしれません。でも、ひとりで抱え込まずに、勇気を出して誰かに助けを求めてみてください。きっとその一歩が、新しい道を開いてくれるはずです。


提供:Yukioさん(30歳・自営業)

※この記事では、体験者から提供されたエピソードを元に構成しています。
※体験は渡航当時の状況を基にしており、現在の事情とは異なる可能性があります。
※写真はすべてイメージです。