店員「商品名くらい覚えて！」“特徴だけ”で探させようとする客。迷惑行動に「やめてほしいよね」＜海外＞

2025.5.11

お店で働いていると、お客さんから商品について聞かれることがあります。自分の知っている範囲のものだったら答えられますが、店員だからといって何でも知っているというわけではありません。

今回紹介するのは、海外の店員がお客さんに「これってまだ製造されているのか」と商品について聞かれた話です。ずっと前に販売されていたもので、お客さん自身も特徴については曖昧な記憶しかないので、商品を探すのは難しい状況でした。

この話が海外のSNSに投稿されると、似たような体験を持つ店員のコメントが集まりました。

そんなこと言われても分からないよ！

「すごく曖昧な商品の特徴をしか覚えてないんだけど、これがまだ製造されているのか教えてね！」

客は店員のことを超能力者だと思ってるんじゃないかって時があるんだよね。
実際そんなことはないから困ってるんだけど。

お客さんに「この商品が売ってないのだとしたら、まだ製造はされているのか？」って聞かれたんだ。
問題はお客さん自身がこの商品の名前も知らないし、特徴もぼんやりしたことしか知らないんだよ。
その特徴についてもお客さん個人の主観が大きいんだよね。

で、役に立たない店員だって思われたのかお客さんがイラつき始めたんだ。
私は「申し訳ないですが、この商品については聞いたことがありません。なのでまだ製造されているのかは分かりません」って言ったんだよ。
そしたら商品を知らないなんておかしいって怒り出したんだ、まるで商品のことをなんて赤ちゃんでも分かるよねって感じでさ。
そして私に商品のことを調べてほしい、って言ってきたんだよね。

まずさ、私はグーグルじゃないんだよ。
っていうか商品名が分からないものついてどうやって調べればいいんだ？
何を調べればいいのかすらよく分からないよ。
「20年ほど前に販売されていたバネのかわりに磁石で動くかどうかよくわからないアイテム」ってそもそも何なの？

お客さんには、丁寧に自分では彼の役に立つことはできないことを説明した。
お客さんは時間の無駄だとも言いたげな様子で立ち去ったんだ。

お客さんがしたことをたとえるならこういうことだよ。
ゲーム専門店で「20年前の人を倒すキャラクターだ出てくるゲームを探してるんです！剣か銃のどっちかで人をやっつけてたんですが、よく覚えてないんですよね」って店員に言うようなものだ。
そんなの店員だったら「もっと具体的にお願いします」って返すよね。
それに対してお客さんがいらっとする、そのくらい不条理なことだよ。

アメリカ合衆国の掲示板型ソーシャルニュースサイト「Reddit」に、お客さんからの質問に対して答えることができなかった店員の話が投稿されました。

商品の特徴についてお客さんもしっかり覚えてないので、その状態から店員が商品について調べるのはほぼ不可能ですよね。

お客さんは不満そうに立ち去るのですが、店員としてはできないものはできないので仕方ない部分です。

この話に実際に寄せられたコメントを一部紹介します。

昔のものを探すのは難しい

20年前のペンキを買いたいお客さんもうざいよ。
「ラベルが同じじゃない！」とか「20年前の倍の価格だ！」とか言うんだよ。
だから「申し訳ないのですが、以前と製造方法を違っていますし、5年前にラベルは変更されたのです」って言うしかないよね。
それが資本主義ってやつだ！

古い木材を持ってきて「これと同じペンキ探してくれ」って言う客もいるよ。
マジで辞めてほしい。

ワインでも同じことが起こる

たくさんの種類のワインを売っているお店で働いてるんだけどさ。
毎日のように「この前飲んだワインがとてもおいしかったんだけど、名前が分からないんだよね」って言ってくる客がいるんだよ。
だからラベルとかどんな種類だったのかとか値段とかをもうちょっと詳しく聞くじゃん？
そしたら「蓋が青だった気がします」って返事をされるんだが、それだけで見つけるのは難しいよね。
「シャルドネだったと思います」って言われたからシャルドネのコーナーに案内したら「赤ワインでした！」って言われたりさ。
散々だよ。

こういう人ってちょっと頭を使ってワインのラベルをスマホで写真を撮るとかすればいいのに。
家にあるものをお店で探したいときも同じようにするといいよね。
お店で聞く前に自分で準備しておくべき！

ゲームや本も探しにくいよね

ゲームショップで働いてたけど、こんなことはしょっちゅうあるんだよ。
「子どもが欲しがってるゲームはありますか？」「みんながやってるシューティングゲームが欲しいんだけど」とか「なんか剣で戦う男のゲームだよ」とかさ。

「『やあこんにちわ！』っていう台詞がある本を探してます。タイトルは分からないけど背表紙は青です」とか言われても探せないよね。

超能力者でも無理だ

悲しいことに超能力があってもお客さんの役には立てないのさ。

探しものがあるときは自分でも下調べが必要

客としてお店に行き、店員さんに何かを探すのを手伝ってもらうこと自体は駄目なことではありません。

しかし、探すのを手伝ってもらうためには、ある程度自分で商品について説明できることは大事ですね。

コメントにもあったように、探している商品の画像があるとかなりスムーズになります。

商品の特徴を詳しく覚えていないのはお客さんあるあるなのかもしれませんが、お互いに効率的であるためにも店員任せは良くないことだと感じさせられる投稿でした。

出典：Reddit（"I'm going to give you an incredibly vague description of a product and you're going to tell me if it's still in production"）