飛行機の『指定席』に見知らぬ老夫婦が。CAを呼ぶも動かず…夫婦の末路に「追い出すべき」＜海外＞

長時間同じ空間に他人といることになるフライトでは、トラブルが起こることが多々あります。中でも問題になりがちなのが「座席トラブル」。

今回紹介するのは、飛行機の席にて自分たちが本来予約していた席に座れなかった夫婦の話です。夫婦は航空会社から補償金とクーポンをもらうのですが、果たしてこの額は妥当なものなのでしょうか。

この話題が海外のSNSに投稿されると、夫婦の体験談について様々なコメントが集まりました。

補償金としてこれってどうなのか

夫婦で座るはずの席に別の夫婦が座っていてそこから動かない！
私たちが席を移動することになったんだけど、トラベルクレジット（航空会社が発行するクーポン）でどのくらいもらえるかな？

夫婦でジョン・F・ケネディ国際空港からロサンゼルスまでのフライトを利用したのだけど、私たちが予約していた席に老夫婦がすでに座ってた。
丁寧に「ここは私たちの席です」って説明したんだけど、老夫婦も「自分たちは正しい席に座ってる」って主張したんだよ。

搭乗券をもう一度確認したら、やっぱりここが私たちの席だった。
でも老夫婦はあんまりフライトに慣れてない感じだったから、この夫婦とやりとりするよりもフライトアテンダントを通したほうがいいと思って、フライトアテンダントを呼んだんだ。
フライトアテンダントが、この席は私たちのものであると言ってくれた。老夫婦の席は違う場所にあって、隣同士ではないこともここで説明した。

手短にまとめると、フライトアテンダントは老夫婦を本来の席に案内しようとしたんだけど、この老夫婦が反発したんだよ。
なかなかの騒ぎになったんだ。正直自分でも心配になるほど。
この時点で、3人のフライトアテンダントが老夫婦を説得して丸く収めようとしてたんだけど、私の夫はもめごとを嫌うタイプだったんだよね。
だから夫は老夫婦はそこに座っていて問題ない、これで老夫婦が静かになるなら自分たちが席を移動するって言ったんだよ。

悲しいことに私の席は行儀の悪いカップルの隣だった。
このカップル、私への態度もひどかったんだけどフライトアテンダントへの態度も良くなかった。
夫は離れた場所の席になったよ。
補足情報になるけど、私たちはフライトの代金として273ドル（約39,000円）を片道で払っていて、前もって隣同士になるように席を予約してたんだ。

フライトアテンダントは、私たちに対してとても丁寧に対応してくれた。
食べ物や飲み物は全部無料だったし、フライト中に100ドルのトラベルクレジット（クーポン）もくれたんだよね。
フライトアテンダントから、空港についたらもうちょっとクーポンや補償金がもらえるはずだから、搭乗口の専門の人にも相談したほうがいいってアドバイスをくれたんだ。

空港に着陸してから専門の人に相談すると、謝罪があって席を動かなかった老夫婦については間違っているし、そんな人たちは飛行機から追い出すべき、と言っていたよ。
私たちはそれぞれトラベルクレジットとして100ドルが支給されることになった。

つまり、トータルで1人につき200ドル（約28,700円）くらいのお金を割引されることになったんだけど、これは起こったことに対して妥当な金額なのかな？
正直もうちょっと補償金としていただきたかったのだけど、妊娠中だし長いフライトで疲れていたからそんな気力がなかったんだ。
トラベルクレジットの代わりに返金されないかお客様センターに問い合わせようと思ったんだよね。

これを読んだあなたは、どう思う？

アメリカ合衆国の掲示板型ソーシャルニュースサイト「Reddit」に飛行機でのトラブルとそれに対する補償金についての話題が投稿されました。

現時点では航空券がひとり片道273ドルだったのに対して、すでに200ドル（約28,000円）もらえていることになりますが、投稿者はもうちょっともらえないかなと考えているようです。

この話題に対して実際に寄せられたコメントを一部紹介します。

補償金としてはかなり良いほうだ

ひとり200ドルは悪くないんじゃないかな。
自分だったら老夫婦が騒ぎまくっても席を移動なんてしないけどね。

200ドルの返金に、無料の食べ物と飲み物がついてなら妥当だと思うよ。
チケットは1人273ドルだよね？それに対してひとり200ドルあたりが補償されたんだからかなりもらってると思う。

200ドルの補償があったなら十分だよ。
自分が最初に値段を払ってたクラスの席には座ることはできたわけだしね。
妊娠中だからもっと補償金がもらえることもないと思う。
あと、旦那さんがほかの席に移動することに対して納得した事実があることで補償金が増えることもないんじゃないかな、老夫婦に屈する必要はなかったよね。
元気な赤ちゃんを産んでね！

目的地には着いたのだから、この補償金は多すぎるくらいなんじゃないか？

交渉してみてもいいかも

厳密に言えば投稿者は席を強制的に移動させられたわけじゃないんだよね、旦那さんが席を移動してもいいですよって意思表示をしたから。
でも、この状況をお客様センターに説明したらもうちょっと補償金がもらえるかもよ。
やってみる価値はあるよ。

旦那さんよ、もっと強い意志を持つんだ！
喧嘩したくないとか揉めたいとかじゃなくて、自分で予約した席に対してもっと強気でいてほしいよ。
だってそのせいで投稿者は態度が良くないカップルの隣の席に座ることになったんだよ？
旦那さんがどんな席にいたのかは知らないけど、もっとしっかりしてほしい。

席を移動しない老夫婦なんて飛行機から追い出すべきだね。
そうでもしないと、また席のことで自己中なふるまいをするよ！

全額の半分以上の額となった補償金は妥当！

補償金については「少なすぎる！」という意見はありませんでした。

今回のトラブルは老夫婦が席を頑なに移動しなかったことから始まったのですが、ここでフライトアテンダントを呼んで話し合ったからこそ、投稿者夫婦は席を移動することにはなったけれど泣き寝入りしなくてすんだのかもしれないですね。

騒ぎまくって最終的には他人の席に座った老夫婦が何のお咎めもないのはもやっとしますが、投稿者夫婦に対してフライトアテンダントが気遣いと補償金を提案したのは良かった点です。

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出典：Reddit（My spouse and I were forced to move seats because another couple was sitting in our seats and refused to move - how much travel credit is fair?）