富士山の絶景と最高峰の花火の共演が圧巻！世界花火博がすごかった

4月19日、世界遺産・富士山の1合目で春の花火イベント『The 絶景花⽕「Mt.Fuji」2025〜
世界花⽕博〜（以下、絶景花⽕）』が開催。今回、念願かなって競争率の高いチケットを編集Mがゲット。壮大な花火イベントの様子をレポートします。

富士山と花火の美しく壮大なコラボレーション

⼤会当⽇は⽇本各地で夏⽇を記録。開催地となった河⼝湖周辺も30℃近く気温が上がり、絶好の花火日和に。とはいえまだ4月。富士山にも雪が残っているので、しっかり防寒をしてスタンバイ。

このイベントのテーマは“絶景花火”。黄昏時に浮かぶ富士山を背に、オープニングの花火が打ち上がりました。

見てください！ 日本一の富士山と花火の共演。まるで絵のような、なんとも贅沢な景色でしょ！
打ち上がるときの音、打ち上がっている最中の音、尺玉が割れる音が全身に響くほどの距離。1発1発に伝統の重みを感じます。

オープニングの後は、今回特別演目として「手筒花火」を見ることができました。

手筒花火は、花⽕師や担ぎ⼿が直接⼿に持って点⽕し、激しい⽕花を浴びながら⽴ち続ける勇壮な伝統の花⽕。日本最古の花火とされているそう。火の粉を浴びながら伝統を守る花火師の勇姿に、そこにいる誰もが惜しみない拍手を送っていました。

歴史と格式を兼ね備えた日本の花火

ここからは、⽇本の花⽕業界を代表する花⽕師「BIG4」、紅屋⻘⽊煙⽕店、磯⾕煙⽕店、⿑⽊煙⽕本店、菊屋⼩幡花⽕店は、⽇本の伝統技術と創造性が結集。それぞれの個性が光る花火が続々打ち上がります。

緻密に計算されつくした繊細な大輪の火の花が美しく、見ているだけで自然と涙が溢れてくるほど、感動的な花火。古来受け継がれた日本の伝統美を全身で堪能しました。

スペインとアメリカの花火師も参戦

今年は、世界各国で花火ショーを展開しているスペインとアメリカの花火も披露。音楽に乗せ、会場全体を使ったダイナミックな花火は圧倒的な迫力で人々を魅了します。

気づくとオープニングからおよそ1時間半、あっという間に壮大なフィナーレに。都内ではなかなか見ることのできない大きさの花火と爆音の余韻が今も脳裏に焼き付いています。

このイベント、来年は4月25日（土）に開催することがすでに決定しているそう。ここでしか見られない唯一無二の“絶景花火”、ぜひ一度目の前で見てみませんか？

撮影／山田英博 画像協力／The 絶景花⽕実⾏委員会
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この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

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