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【北海道の絶景】やわらかく、優しい。春間近の十勝平野で見た、彩りの始まり/地元カメラマンの写真13枚

  • 2025.4.20

数多くの「絶景」を持つ北海道。
観光情報にはなかなか載っていない、「日常の絶景」も多くあります。

今回は、HBC帯広放送局のカメラマン・大内孝哉さんが撮影した、春間近の十勝平野の風景をお届けします。

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道」

春間近 雪解けが進む十勝平野の風景と空の色

4月に入り、昼間の気温は10度を超えることが増えました。春間近な、暖かく柔らかい雰囲気が十勝平野にも広がっています。

農家さんも畑を耕し始め、作物の種植え付けが始まりますね。景色がとても賑やかになります。

そして桜の開花も4月末の予報が出ていて、ピンクに染められる景色もとても楽しみです。

四季折々撮影できるのも、十勝の魅力ですね。

ではでは春先の写真も撮りたまってきましたので、この時期の十勝平野の風景をお伝えいたします!

ワクワクする季節

Sitakke

・撮影日:2025年4月
・場所:芽室町

・シャッター速度 1/400
・絞り f/10
・ISO 640

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

2月に降った大雪のときは、「春先には、ちゃんとこの雪は溶けるのだろうか」なんて考えていましたが、しっかり雪解けは進みました。

畑の土も見えてきましたね。

土がしっかりと見えてくると、冬からの景色がガラリと春に変わり、土の匂いも感じられるようになります。

これから始まる農業の季節が、撮影者としてもとてもワクワクします。

大地の春と、冬が居座る山の残雪のコントラスト

Sitakke

・撮影日:2025年4月
・場所:芽室町

・シャッター速度 1/250
・絞り f/16
・ISO 500

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

Sitakke

・撮影日:2025年4月
・場所:芽室町

・シャッター速度 1/500
・絞り f/11
・ISO 500

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

秋蒔き小麦の芽も雪の下で冬を乗り越え、景色を色付け始めました。

日高山脈はまだまだ雪が残っていて、大地の春と、冬が居座る山の残雪のコントラストが、この時期ならではの光景です。

景色が柔らかく感じる

Sitakke

・撮影日:2025年4月
・場所:音更町

・シャッター速度 1/200
・絞り f/11
・ISO 500

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

厳冬期は「樹氷が溶けちゃう!」「霧がなくなってしまう!」などいわゆる「消え物」が撮影対象のことが多かったため、時間との勝負で撮影していました。

しかし春先は、厳冬の肌がピリピリする程寒い空気から一変。

Sitakke

・撮影日:2025年4月
・場所:帯広市

・シャッター速度 1/320
・絞り f/8.0
・ISO 640

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

Sitakke

・撮影日:2025年4月
・場所:帯広市

・シャッター速度 1/100
・絞り f/8.0
・ISO 200

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

僕の感覚ですが、なんとなく景色が柔らかく感じるというか、やさしく感じるというか、表現が難しいですが、ゆっくり時間が流れ落ち着いた感覚で撮影ができているというか。

景色をじっくり見れているような気がします。

Sitakke

・撮影日:2025年4月
・場所:帯広市

・シャッター速度 1/100
・絞り f/5.6
・ISO 500

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

そしてここ最近で見た、空の色がとても美しく。
グラデーションが最高でした。

Sitakke

・撮影日:2025年4月
・場所:音更町

・シャッター速度 1/100
・絞り f/5.6
・ISO 500

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

景色と鳴き声と

Sitakke

・撮影日:2025年4月
・場所:音更町

・シャッター速度 1/500
・絞り f/11
・ISO 640

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

防風林から出てくる太陽。
こういう十勝らしい景色が僕は大好きです。

ちなみにこの撮影時間は早朝5時ごろ。
日の出の時間が早くなり、早起きがつらい時期にもなりました…!

でもやはり、早朝は特別な景色が広がっています。

その場所の空気や匂い、その場所で聞こえる野生動物の鳴き声。贅沢な空間です。

そうそう、この時期よく聞こえる鳴き声の主は、オオハクチョウやマガンなどの渡り鳥が賑やかです。

Sitakke

・撮影日:2025年4月
・場所:帯広市

・シャッター速度 1/320
・絞り f/9.0
・ISO 640

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

夏はロシア極東で過ごしたオオハクチョウは、越冬地に向かう途中に十勝平野を訪れて、畑の残った穀物などを食べ過ごしています。

4月中は十勝平野を車で走っていると、群れで見かけることもあると思います。

Sitakke

・撮影日:2025年4月
・場所:帯広市

・シャッター速度 1/320
・絞り f/8.0
・ISO 640

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

どんどん鮮やかになる景色

十勝に引っ越してきてから2回目の春を迎えようとしています。

厳冬が終わり、農家さんが動き始めると、景色が賑やかになり、白銀の単色だった世界から
緑が増え、景色に彩りができ上がります。

夏に向けてどんどん鮮やかになっていくのでしょう。

今年は写真だけではなく、本職の動画もたくさん収めていきたいと考えています。
贅沢な土地に住めている間に、しっかりと十勝平野の春夏秋冬を記録していきたいです。

ご覧いただき、ありがとうございました!

Sitakke
Sitakke

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道」

撮影・文:HBC帯広放送局 大内孝哉
2015年からテレビカメラマンとして、主にニュースやドキュメンタリーを撮影。担当作品に映画/ドキュメンタリー「ヤジと民主主義」「クマと民主主義」や、ドキュメンタリー「核と民主主義」「ベトナムのカミさん〜共生社会の行方〜」「101歳のことば ~生活図画事件 最後の生き証人~」など。
2023年10月から帯広支局に異動。インスタグラム@takayasunset0921では、プライベートで撮影した北海道の写真を公開中。

編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は記事執筆時(2025年4月)の情報に基づきます

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