「もうムリかも！！」渋滞にはまった車の中で破水…！緊迫のエピソードに「ドラマみたい」

現役助産師である、おたんこ助産師（＠otanko_mw）さん。働いている時に経験した出産話や友人から聞いた体験談をInstagramで発信しています。

病院に1本の電話が。なにやら緊急事態発生のようで…？

間に合うか？！

経産婦さんが、車の中で破水したとの連絡が。さらに渋滞にはまってしまい、病院の1キロ手前で車が動けなくなってしまったそう…！ そこで、師長さんから「おたんこ！いくよ！！！」と声をかけられたおたんこ助産師さんは、お産セットを背負って経産婦さんのもとへ向かいます。

経産婦さんを車椅子に乗せ、「いきまないで〜息吐いて〜！！！」と声をかけながら、師長さんとおたんこ助産師さんは息を切らしつつ全力で走り、なんとか病院へ到着。

なかなか2階に着かず、おたんこ助産師さんはエレベーターのボタンをカチカチ…。そして「もうムリかもきばりたいっ！！」という経産婦さんの切迫した声を聞き、おたんこ助産師さんは背負っていたお産セットを開く準備を始めます。

そんな中、ようやく2階に到着。ちょうどそのタイミングで陣痛が一時的におさまり、「いまがチャンス！」と言わんばかりに分娩室へ。みんなの協力のもと、無事に赤ちゃんが誕生し、経産婦さんはほっと涙を流すのでした。

電話があったときはどうなることかと思いましたが、師長さんとおたんこ助産師さん、そして経産婦さんや赤ちゃんが無我夢中でがんばった結果、分娩室での出産に間に合って本当によかったです。

投稿元のコメント欄には「こんなドラマみたいなことあったんですか！すごい！」「陣痛を控えている身としては、駆けつけてくれているところを想像しただけで泣けます」などの声が寄せられていました。

渋滞で動けなくなった車の中での破水、助産師の全力疾走、車椅子での搬送…。まさにドラマのような出来事でしたね。陣痛が分娩室のある2階に着いた瞬間におさまったというのも、まるで奇跡のよう。このエピソードは、おたんこ助産師さんにとっても、経産婦さんにとっても、そして産まれてきた赤ちゃんにとっても、一生忘れられない思い出となりそうです。

Instagram：おたんこ助産師（＠otanko_mw）