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「きゃあああ」「虫が大量に落ちてきた」害虫駆除業者の“驚きの見積額”に「不信感…」人気漫画『糸島STORY』

  • 2025.5.22

マンガ家・つのだふむさんが描く、移住エッセイ漫画「糸島STORY」。

ひょんなことから「糸島」へ移住することになったつのださん夫妻でしたが、オシャレなリゾート暮らしとは程遠く、新居は次から次へと難題がふりかかる、「ヤバハウス」だったのです・・・・・・!

リフォーム、出産、子育てなど、トラブル満載のつのださん夫妻の糸島生活。今回は、第22話のエピソードをお届けします。

断水はなんとか復旧したものの、他のことは何一つ解決していないつのださん夫妻・・・・・・。そんななか、害虫駆除業者がやってきたのですが・・・・・・?

22話

やってきた害虫駆除業者

夏真っ盛りの断水は、なんとか復旧。しかし、まだ「臭い」も「虫」も、「リフォーム」も、何一つ解決していません・・・・・・。そんななか、つのださん宅を訪ねてきたのは、害虫駆除業者。「まず虫だけでも解決すれば」と、害虫駆除業者につのださんは希望を託します。虫さえいなくなれば、ひとまず2階も使うことが出来るようになり、3階の蒸し風呂寝室にも閉じこもる必要がありません。これはなんとしてでも、解決してほしいところですが・・・・・・。

やってきた害虫駆除業者はというと、「こんばんわ~」と気が抜ける喋り方をする、若そうな男性。そんな男性の姿を見てつのださんは、「やけに小僧だな・・・」と感じてしまいました。「虫どういう状況ですか?」と尋ねてきたので、妻・りさこさんは「夜になると2階の照明に無数の飛ぶ虫が集まるんです」「一度も窓を開けていないのに・・・」と説明。続けてつのださんも、「なので今くらいの時間からはもう2階の電気はつけずに3階に避難してます」と、害虫駆除業者に話しました。

そこで、いざ電気をつけるとヤモリやムカデなどの虫の姿が・・・・・・。実際の状況を見せると、害虫駆除業者は「ムカデでかっ」「でか~」と、まるで子どものような感想。「いやいや・・・これ中の下サイズだぞ」「こいつ・・・本当にプロか?」と、つのださんは害虫駆除業者に対して不信感を抱くようになります

強まる不信感

また、害虫駆除業者の男性は「僕が駆除すると料金発生しちゃうんで・・・」と、つのださんに虫の対応をさせる始末。ここで不信感がさらに生まれつつ、虫の状況を冷静に説明するつのださん。そこで害虫駆除業者が出した対応案は、「侵入している穴をすべて塞ぐ」か、「防虫剤散布」の2択。「木の隙間全部穴なんでどこからきてるかわからないです」というつのださんに、害虫駆除業者は「室内で生まれてる可能性もあるので防虫剤をまくしかないかも」とのこと。

そこで「今やってもらえるんすか?」と、つのださんが尋ねると、まさかの返答が。「いや今日は下見なので」「明日ならOKです!」・・・・・・。無事、明日対応してもらえることにはなったものの、見積もり料金は7万4800円と高め。さらに「夜間工事料金」がプラスされており、完全にそれは害虫駆除業者の都合だろうと、つのださんは感じずにはいられません。

「この小僧に・・・7万を託せるか・・・?」と考えたつのださんは、「・・・ちょっと一旦考えて連絡しますわ」と再考することを決意。そう告げられた害虫駆除業者の男性は、呆然とした表情を浮かべるのでした。

まとめ

「せめて虫だけでも・・・!」というつのださんの思いとは裏腹に、なかなか進展しない問題・・・・・・。唯一希望を託せる存在の害虫駆除業者が、プロ意識に欠けるような頼もしさを感じない方だったとは、残念でしかありませんよね。

虫だらけの家に住み続けるのは地獄のような体験だと思いますが、この人に7万円も払えるかということを考えると、一度立ち止まってしまうのも頷けます。虫と共に暮らすことを選ぶか、信頼できない人に高額を支払うか・・・・・・。かなり頭を悩ませるエピソードでした!



「糸島STORY」©︎つのだふむ/コルク

※本記事はコンテンツの権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。



【第1回】行き当たりばったり、糸島移住!《漫画・糸島STORY》
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