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Tシャツには人が出る。漫画家・道草晴子

  • 2025.4.8
Tシャツには人が出る。漫画家・道草晴子

Tシャツは主役ではなく、品よいスタイルを作るための土台

私の場合、Tシャツを一枚で着るとカジュアルになりすぎるので、基本はシャツを上に羽織っています。多いのは、デニムとスニーカーを合わせるベーシックなスタイルです。Tシャツ自体が目立つことはありませんが、上質なものを選ぶことで全身の姿を見た時に上品な佇まいになると思い、襟元のいい詰まり具合と柔らかい生地感がエレガントな〈スタジオニコルソン〉のTシャツを愛用しています。

きっと何事においても、全体の印象のよさは細部へのこだわりがあってこそ。漫画を描く際も同じことを意識していて、手を抜いてよく見せるのではなく、目に見えない部分ほど気を使いつつも、それを感じさせずに颯爽としていることがスマートさの秘訣だと思うのです。

〈スタジオニコルソン〉のTシャツ
絶妙な墨黒色がお気に入り。「オールブラックのスタイルにも合わせやすく、ちょっとしたフォーマルな場でも着られます」と道草さん。

profile

漫画家・道草晴子

道草晴子(漫画家)

みちくさ・はるこ/1983年東京都生まれ。13歳でちばてつや賞受賞。自身の波瀾万丈な半生を漫画で表現。坂口恭平原作『生きのびるための事務』ではコミカライズを担当。

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