Text by 立野敦史(Qoly LFB Vintage)
アルゼンチン1部ボカ・ジュニオルスとキットサプライヤーのadidasは3日、クラブ創設120周年を祝う新サードユニフォームを発表した。
Boca Juniors 2025 adidas Third
ボカ・ジュニオルス 2025 adidas サード ユニフォーム
クラブの120周年を祝したサードユニフォームは、ダークネイビーを基調に華やかなゴールドを組み合せた配色。クラブが築いてきた栄光の歴史を表現したデザインとなっている。
まるで星が飛び交うような前面のグラフィックにより、今作はボカの歴代キットでも異色の一着に仕上がった。
星はエンブレムデザインの一部で、クラブの象徴のような存在。様々な形状の星を散りばめることで、国内リーグ、コパ・リベルタドーレス、インターコンチネンタルカップ(現クラブワールドカップ)など、クラブが120年間に獲得したタイトルの数の多さを視覚的に表しているように見える。
背面の肩部分には“1905-2025”と“120”を組み合せたロゴマークを配置し、120周年の雰囲気を演出。
ボカは1905年4月3日に首都ブエノスアイレスで誕生。チーム結成の中心人物がジェノヴァ(イタリア)からの移民たちだったことから、クラブの愛称の一つに“XENEIZE”(スペイン語でジェノヴァ人の意味)がある。
そのジェノヴァのチームであるジェノアCFCは、“兄弟クラブ”の120周年を祝して3月に特別なユニフォームを発表。ネイビーとイエローのボカ風デザインが話題を呼んだ。
クラブ創設120周年を祝うサードユニフォームは、ボカのクラブ公式オンラインストア、南米と北米のadidasオンラインストアで販売中。
着用試合については現時点で未発表だが、ホームのラ・ボンボネーラで6日に行われるリーグ戦の可能性が高い。