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「睡眠時間3時間でも元気でいられる方法はある?」に自称ショートスリーパーに睡眠の専門家が警告

  • 2025.4.3

健康や美容の基本として、ますます注目されている「睡眠」。忙しい日々の中でも、できるだけ質の良い眠りを確保したいもの。特に春は、日照時間の変化や寒暖差によって体内リズムが乱れやすい季節。さらに、新生活への不安から睡眠不足に悩む人も多いのでは?

そこで、短期集中連載として睡眠のプロが、さまざまな睡眠の悩みに回答。

今回は、睡眠時間と健康の関係性について質問!

Q、夜はいろいろしたいことがあり、寝るのがもったいないです……。3時間程度の睡眠でも元気でいる方法はありますか?

A、短時間睡眠では元気ではいられません。死亡につながる重大なリスクを抱える可能性があるので、しっかり寝ましょう。

ご自身のことを「ショートスリーパーだから大丈夫」と思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫ではありません。短時間睡眠を続けると健康を害するという研究結果はたくさん出ています。適切な睡眠時間は個人差がありますが、目安は6時間半〜8時間未満程度とされています。

今後、様々な研究が進んで短時間睡眠でも健康でいられるようになる未来が来る可能性もゼロではありませんが、2025年現在の時点では、3時間しか眠らない生活を続けて元気でいられる方法はまだ見つかっていません。なので必ずしっかりと寝てください。

眠りたいのに眠れない場合は、朝日を浴びて体内時計を整えたり、ベッドに入る1時間前を目安にお風呂に入ったり、こちらで紹介したことをぜひ試してみてください。

お話を伺ったのは……

睡眠改善インストラクター&公認心理師・小林麻利子先生

Women's Health

SleepLIVE株式会社代表取締役社長。睡眠個人指導歴13年。第32回日本睡眠環境学会奨励賞受賞。科学的根拠のある研究を基に、睡眠や入浴を中心とした生活に合った無理のない実践的な指導が人気を呼び、4,000名以上の悩みを解決。企業向けには、健康経営のための従業員健康支援「スリープアップ」や、メンタルと睡眠を同時にケアする「JCSP日本睡眠改善カウンセリング」をはじめ、エビデンス取得のための受託睡眠研究、マンションやホテルの睡眠空間設計監修など幅広く睡眠事業を手掛ける。著書7冊、NHK「あさイチ」やTBS「初耳学」などTVや雑誌、ラジオ等メディアでも活躍。

【モデル着用】パジャマ¥31,900クッションカバー各¥4,400ピローケース¥5,500/すべてトゥモローランド ホーム(トゥモローランド 渋谷本店 03-5774-1711)

Model:EmiriPhoto:Shohei Kanaya Styling:Mie Saito Hair&Make:Nobuyuki Shiozawa/mod‘s hairText:Marie Takada

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