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代々木上原徒歩3分の町鮨に、今洒落た大人が殺到している!アラカルトで気軽に楽しめるのが魅力

  • 2025.3.25

町鮨といえば昭和の時代から老若男女に愛され、一家で食べにいく機会も多かったもの。

そんな町鮨だが、令和のいまでは少し趣向を変え、センスと工夫を凝らした“進化系町鮨”として姿を現した。

『代々木上原 方程式』は、鮨をアラカルトで楽しめる気軽さはそのままに、地元民を魅了している。

駅徒歩3秒の町鮨だから、通いやすさは折り紙付き!
代々木上原『代々木上原 方程式』の外観
東京カレンダー


「あなたの“解”を求めて」。毎日変わるメニューの表紙に、変化することなく必ず掲げられている言葉だ。

「上原の街の雰囲気に合った“町の鮨店”を目指したい。好きな順番や組み合わせで、鮨を自由に楽しんで」と、店名は“方程式”にした。

フレンチと見紛う美しき盛り付け
代々木上原『代々木上原 方程式』の「地魚盛り7種」
珍しい魚が味わえる刺し盛りは、鮮やかな盛り付けで美しく提案。「地魚盛り7種」¥2,980。この日は日戻りカツオ、カンパチ、イトヨリダイ、ヒラスズキなど


大将の遠藤育巳さんは、和食やイタリアンなどで料理人をしていた経験を生かし、一辺倒に偏りがちな鮨店のつまみにひと捻りアレンジ。

代々木上原『代々木上原 方程式』の「パクカラ!!パクチー好きの為の鶏唐揚げ」、「タコとチーズのオムレツ明石焼き風」、「生牡蠣」
奥から、甘酸っぱ辛いタレに絡めた「パクカラ!!パクチー好きの為の鶏唐揚げ」¥480、オムレツを鰹だしに浸していただく「タコとチーズのオムレツ明石焼き風」¥1,280、「生牡蠣」1P¥520~


街に住まう感度の高い住民たちのアンテナに響くメニューを掲げつつ、入りやすく居心地の良い町鮨を体現した。

無論、鮨もイケている!三重県・尾鷲のこだわりの旬魚が旨い


鮨は江戸前を踏襲し、鮨だねは三重県尾鷲市の魚を直送で仕入れることで、都内にはあまり流通しない地魚が入荷し、20品2時間飲み放題付きで¥9,900というお値打ちコースも登場。

代々木上原『代々木上原 方程式』の鯵
東京カレンダー


刺身や鮨に使うネタは、店主が「とてつもなく美味しい」と惚れ込んだ三重県尾鷲市の魚が毎日届く。

12種類前後の魚を扱い、握りは一貫¥300~¥600とお手頃価格。中でも鯵の美味しさが抜群で、5%の塩水で洗ってから寝かせて水分を抜き、味を凝縮。

赤酢と白酢をブレンドした歯応えあるシャリと調和した江戸前ならぬ“尾鷲前”を堪能できる。

ナチュラルワインも人気銘酒も!お酒が今どき
代々木上原『代々木上原 方程式』で提供しているワイン
東京カレンダー


ワインは日本のナチュラルワインが中心で、泡、白、オレンジを用意。日本酒は人気銘酒から稀少銘柄まで、鮨に合う食中酒が充実。

グラスワイン¥780~、日本酒半合¥580~。

シャビー感ゼロの洒脱な空間
代々木上原『代々木上原 方程式』の内観
店内は変形カウンターを主体に、テーブル席も用意。ビストロバーのような空間に、デート中のカップルや子連れのファミリー、ひとり飲みの女性客まで幅広い客層が集う


店内のテレビには“ロンバケ”や“ラブジェネ”といった懐かしのドラマが映し出され、昭和〜平成の歌謡曲が流れる。

そんな空間演出が、当時青春時代を過ごした世代にはエモく、若い世代には新鮮に映る。

ボーダーレスな魅力を放つ新時代の町鮨を目がけ、嗅覚鋭いご近所さんが続々と訪れている。

▶このほか:「オールインクルーシブ鮨」が東京を席巻中。料理も酒もすべて込みで“1万円台”という奇跡の4軒

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