「ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」は23日、代々木第二体育館にてプレーオフ男子ファイナルが行われ、T.T彩たまは琉球アスティーダと対戦。マッチカウント3ー1で勝利してTリーグ初優勝を飾った。
■小林とのダブルスでも2日連続勝利
初優勝をかけて挑んだ琉球との大一番で2点起用されたのが有延大夢。第1マッチのダブルスではシーズン18勝を挙げた小林広夢とのペアで吉村真晴、趙勝敏(チョ・スンミン)ペア相手に1ゲームを奪われながも最終ゲームのデュースをものにして勝利。
そして事前にオーダー開示されていた第3マッチでは昨年までのチームメイトである吉村相手に積極的な両ハンドで攻め込む姿勢が見られポイントを重ねる。第3ゲーム以降は試合を支配する形で3-1での勝利を飾り、チームの初優勝に大きく貢献しMVPを獲得した。
有延は試合後に「T.T彩たまの初優勝に好貢献できて非常に嬉しいですし、この1年間のシーズンでチームメイトと切磋琢磨してきたおかげでこの結果で終えることができてチームメイトやコーチによってたくさん成長ができたチームだと思います」と今季のT.T彩たまを振り返る。
古巣の琉球を下しての優勝には「琉球で学んできたことが今シーズンに必ず活きているので、本当に強いチームだといた時から感じていましたし、対戦できる喜びがあるなかで、吉村さんという大先輩に胸を借りるようなつもりでプレーをさせていただきました」と言及した。
有延はシーズンでのMVPに続いてプレーオフでもMVPを獲得。ダブル受賞で今季のT.T彩たまを最後までけん引した。