ワンオペ余裕?留守番夫[9]夫の様子が突然変わった理由
「謝りたいことがある」と切り出した祐二さん。ひかりさんは黙って話を聞くことにしました。
それは旅行4か月前のこと。この日飲み会に参加した祐二さん。
すると、「この間従兄弟の結婚式でさぁー。子ども連れて行ったんだけどまぁ大変だっだわぁ~。旅行がてらいろいろ行けて良かったけどー」という話を聞いた祐二さんは、「あー・・そういえば、うちの奥さんにも来てたな招待状ー。だから、「そっか。旅行がてら子ども達も連れてってもらえば一石二鳥かぁ~!一緒にゆっくりしておいて~ってね」とひかりさんに言ったこととは真逆のことを言っていたのでした。
すると、祐二さんの言葉に途端にざわつく仲間たちに慌てて「えっ違うの?」と言う祐二さんは「・・祐二くんのとこお子さんいくつだっけ」そう聞かれて「一歳と四歳!いやぁ~俺洋服の場所すらわかんないし!あっはっは!」と笑い飛ばすと、
「祐二・・お前よく仕事で遅くまで残ってるだろ。休みの日は何してる?子どもと遊んだり風呂入れたり・・してる?」そう聞かれて、「え・・・風呂はちょっと大変だから奥さんに任せてる・・ゴミくらい捨てるよ!?玄関に置いてあるからさ!」そう話す祐二さんを、まわりの人達は呆れながら見つめていました。
そして、「お前、このままじゃ愛想尽かされるぞ。仕事仕事~って言うけどなぁ・・一回奥さんの大変さ、味わった方がいいぞ」そう言われたかと思うと、「今時育児は協力してやらないとね」「ゴミ捨ては、ゴミを集める所からよ!?」「っていうか、一切と四歳連れて遠出とか、めちゃくちゃ大変よ~」ありとあらゆる所から避難の声が。
spそて、「結婚式の間くらい、お前が子どもの面倒見ろ!泊まり??じゃあ、奥さん一人でゆっくり行かせてやれ!!」そう話していると、「じゃないと俺みたいになるぞ・・」背後から祐二さんの肩に手を置く離婚経験者の声がやけにリアルで震え上がる祐二さん。
「・・・って言われて。それで色々・・考えて・・」とその日あった出来事を洗いざらい話した祐二さん。「そうだったんだ・・」とひかりさんは静かに言いました。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。