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長女の発育に抱いていた小さな罪悪感…三女の誕生でその想いに変化が起きた【猫の手貸して~育児絵日記~ Vol.75】

  • 2025.3.21

ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは! 10歳、7歳、1歳の三姉妹の母をしております、ぴなぱと申します。

今回は子どもの発育についてのお話です。

わが家の長女・こまちゃんは、大きめさん。

産まれたときこそやや小さめでしたが、あれよあれよという間に成長していき1歳になる頃には成長曲線の標準範囲を突破。

そこから現在まで常に同じ年齢(月齢)の子に比べて頭ひとつ分飛び出ている状態です。

うちは私が169㎝、夫が187㎝とふたりとも高身長なので、長女が大きいのも遺伝だとは思っています。

なので基本的には気にしていません…が、

ちょっとだけ、

ちょーっとだけですが、

私の育て方のせいだったのでは…? と、思ってしまうこともありました。

ミルクをなかなかやめられなかったのも、偏食で野菜や魚を全然食べてくれなかったのも、体力がなくてお昼寝ばっかりしてたのも、私が未熟な母だったからではないか。

そのせいで大きくなりすぎてしまったのかも。

もっとうまく育児ができていれば、こうはならなかったかもしれない…と。

私自身も子どもの頃から背が高くてそれがコンプレックスでもあったので、私の育て方のせいで長女にも嫌な思いをさせてしまったらと思うと申し訳ない気持ちになりました。

その後、産まれた次女は標準体型ど真ん中のまま育っていますが、それで長女へのかすかな罪悪感が消えるということはありませんでした。

同じように育ててもこうなんだから育て方は関係ない、という気持ちが半分。

ミルクをやめる時期や食事の違いでこの差が生まれたんじゃないか、という気持ちが半分。

繰り返しますが基本的に遺伝だとは思っていますし、すごく気に病んでいるというわけではありません。

ただ、たまにちょっとだけチクッとするだけ。

もちろん大きいことが悪いと思っているわけでもありませんし、大きかろうが小さかろうが、わが子がかわいいことに変わりはありません。

長女自身も自分の体格について特に気にしている様子はなく、周りから嫌なことを言われたなんてことも一切ありません。

私が勝手にチクッとなるだけで、それは突き詰めてみれば自分がしてきた育児に自信がないから。

今さらどうにもならないし、だからもうこのチクッは仕方ないことだと思っていました。

そこに三女爆誕。

ミルクもちゃんと適正期にやめたし偏食もないしめちゃくちゃ活発で全然寝ないのに、デカい!

なんと長女の同時期よりさらにデカい!!

これはもう

長女が大きいのも

次女が標準ど真ん中なのも

三女が長女よりさらに大きいのも

みーんななるべくしてなったもの!

育て方のせいじゃない!

もちろん過度な生活習慣の乱れなどは影響するでしょうが、私が考えていた以上に発育の差は持って生まれた資質が大きいんだなと思いました。

私が「育て方」で気を付けるとしたら、それは大きく育たないようにすることではなく、自分が高身長にコンプレックスを持っていた分、子どもたちには同じコンプレックスを感じさせないよう育てることだったのかもしれません。

幸い長女は今のところ自分の発育に関してまったく悪い感情を持っていないので、そういう意味では私の育児もある程度うまくできていたのかもしれないな、なんて。

今でも完璧な母にはなれないし反省ばかりではありますが、ちょっとだけ過去の自分を肯定してあげてもいい気持ちになりました。

(ぴなぱ)

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