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医師から「心不全になりますよ」子宮筋腫による貧血を指摘され不安<子宮筋腫>

  • 2025.3.14

30代後半から子宮筋腫の症状がひどくなり、子宮全摘出手術を受けた宮島もっちーさんが当時を振り返りながら、今、同じように悩んでいる女性にエールを贈るマンガ。子宮を摘出するまで月経時の大量出血や重い貧血に悩まされていた主人公。つらい症状を周囲に理解してもらうのも難しく、「筋腫ができたのは自業自得」と自分を責めてしまうことも。食生活を徹底的に見直し、筋腫を小さくしようとしたのですが、症状は改善されませんでした。

子宮筋腫のつらさを誰かにわかってもらいたいと、友だちに打ち明けると「私も筋腫がある」との返事が。ところが主人公と友だちは筋腫のできた場所が異なっていて、友だちは生理が重くなることはないと言います。

かかりつけの産婦人科医によると、主人公のように過多月経の症状が出るのは、子宮筋腫になった人の1~2割で少ないとのこと。なかなかしんどさを分かち合える機会がないことに、孤独を感じるのでした。しかも受診すると、子宮筋腫が増えていると伝えられ……。

子宮筋腫が増えて症状も悪化

食生活の見直しなど、ストイックに努力を続けていたにもかかわらず、子宮筋腫は悪化していました。

このときのヘモグロビン値は8(g/dL)。成人女性の場合、12.0(g/dL)未満で貧血といわれるのですが、ひどい貧血状態で、医師からはこのままだと心不全になる可能性があると言われました。

子宮筋腫の手術をすすめられたのですが、怖い印象もありなかなか踏み切れず、よもぎ蒸しなどのセルフケアで、どうにか筋腫を小さくしようとしていました。

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生理による大量出血は、染みたり漏れたりといったトラブルだけでなく、貧血を引き起こし、最終的に心臓の負担になるのが問題です。摘出手術は治療の本丸。主人公はなかなか決断ができないようですが、体のことを思うと、現状の経過観察とどちらがよいのか悩んでしまいますね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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著者:マンガ家・イラストレーター 宮島もっちー


監修者:医師 女性医療クリニック院長 沢岻美奈子先生

2013年1月に女性スタッフだけで乳がん検診をおこなう沢岻美奈子 女性医療クリニック開院。2022年の1年間で神戸市乳がん検診を約2500件、地元企業様の会社検診や自己検診も含めると約3100件の乳がん検診を実施する。患者さんとのやりとりと通じて日常の診察で感じ考えることを、専門医目線で正しい医療情報としてInstagramに毎週投稿している。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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