日常では体感できない恐怖やスリルを味わえるホラー映画。しかし、中には観たことを後悔してしまうほどの恐怖を与える作品も少なくありません。今回は、そんな観てはいけない“トラウマ級”のホラー映画5選をセレクトしました。
本記事では、その中から2011年公開の映画『トライアングル』をご紹介します。世にも恐ろしい“殺人ループ地獄”に巻き込まれた主人公を襲う悲劇とは…?
※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。
止まらない不幸の連鎖…!観てはいけない“トラウマ級”のホラー映画『トライアングル』
- 作品名:映画『トライアングル』
- 公開日:2011年8月6日
あらすじ
友人からの誘いで、ヨットセーリングに訪れた主人公・ジェス(メリッサ・ジョージ)。しかし、沖に出るとすぐに天候が急変し、ジェスたちは大海原に投げ出されてしまいます。
絶望的な状況に陥ったジェスたちですが、なんとか生還し安堵します。そんな中、ジェスたちの前に豪華客船が現れます。恐る恐る船内に入ってみると、全く人の気配がしない船内に不審感が漂います。
そんな矢先、突然覆面を被った人物が現れ、ジェスたちを襲い始めるのでしたー。
ループから抜け出せるのか…映画『トライアングル』のトラウマポイント※ネタバレ注意
映画『トライアングル』は、ループ系のホラー映画です。突如、襲ってきた嵐から命からがら助かると、次は謎の覆面の人物に仲間たちがどんどん殺されるという不幸続きの主人公。なんとか覆面の人物を倒した主人公に待ち受けていたのは、なぜか豪華客船に助けを求める数十分前の自分たちという衝撃の内容です。
何度繰り返しても自分を殺しに来る覆面の人物と対峙しなければならない“負の殺人ループ地獄”が、視聴者に強烈なトラウマを植え付けます。ループするごとに死体が増え、より多くの困難が待ち受けるなど、主人公の立場になって考えると気が狂いそうになるでしょう。
そして、負のループ地獄の末に、救いようがない衝撃の結末が待ち受けるのでした。
伏線回収や小ネタも見どころ…観てはいけない“トラウマ級”のホラー映画
逃れられない最悪の運命に翻弄される主人公を描いた本作。ループ系の作品は、同じことの繰り返しで飽きてしまう方もいるかもしれません。しかし、本作はさまざまな場所であっと驚くような伏線回収や小ネタが仕込まれているため、飽きることなく楽しめる内容となっています。
まだ映画『トライアングル』を観たことがない方、また本記事を読んで映画『トライアングル』に興味を持っていただけた方は、最恐の“負の殺人ループ地獄”をぜひ体感してみてください!
ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。
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