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「全然放っておいてくれて大丈夫」土田晃之が楽屋に“あいさつは結構です”の張り紙をする【意外な理由】とは?

  • 2025.3.30
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(C)SANKEI

芸人やタレントの間では、本番前に先輩の楽屋へあいさつに行くのが“暗黙のルール”のようになっています。しかし、そんな芸能界の“伝統”に対して、独自のスタンスを取っているのが、お笑いタレントの土田晃之さんです。2022年12月23日放送のニッポン放送『うどうのらじお』にゲスト出演した際、土田さんはある“噂”について問われました。

それは、土田さんの楽屋のドアに貼られているという、「あいさつに来るな」とも取れる張り紙の存在。お笑いコンビ・中川家からの「なんであれを貼ってるんですか?」という疑問に対し、土田さんは誤解を解きながら、そこに込めた意外な優しさを語りました。さて、土田晃之さんが“あいさつは結構です”と貼り紙をしている理由とは、一体何なのでしょうか?

土田晃之さんが楽屋に“あいさつは結構です”の張り紙をする理由とは?

さてここでクイズです!

土田晃之さんが楽屋に“あいさつは結構です”の張り紙をする理由とは?

ヒント…

①「来るな」と書いているわけではないと本人は強調

②自分が年上になるにつれて後輩が増えていった

「全然放っておいてくれて大丈夫。」

答えは…挨拶が多いと大変だから

土田晃之さんが“あいさつは結構です”と楽屋に張り紙をしているのは、「あいさつが多すぎて大変だから」という、ある意味とても合理的な理由でした。

土田さんいわく、芸人として若手の頃は当然先輩の楽屋へあいさつに行っていたものの、自分が年齢を重ねて立場が上になるにつれ、自分の楽屋に訪ねてくる後輩が激増したといいます。とくに、明石家さんまさんがMCを務める『さんまのお笑い向上委員会』など、出演者のほとんどが芸人という番組では、あいさつラッシュが止まらない状況に。

土田さんは「みんなが“よろしくお願いします”って来てくれるけど、正直そこまでしなくていい。本番で会うからそれで十分」と語り、張り紙の真意は「来なくていいよ、気を遣わなくていいよ」という後輩たちへの配慮だと説明しました。

「“来るな”なんて書いてないです。“あいさつは結構です”って書いてるだけです」と語る土田さん。また、「あいさつ来なかったら怒る先輩とかじゃないから、全然放っておいてくれて大丈夫。別に本番で会うからいいやと思って」と独自の楽屋挨拶の考えを示しました。その言い方ひとつにも、後輩たちが変に萎縮しないようにという優しさがにじみ出ています。

エピソードを知るとより好きになるかも

一見すると「冷たい」「偉そう」と誤解されかねない“あいさつは結構です”の張り紙。しかし、その裏側には、若手芸人への気遣いや、無用な気疲れを減らしてあげたいという土田晃之さんの大人としての優しさがありました。

礼儀や慣習が根強い芸能界において、“来なくても大丈夫”と言ってくれる先輩の存在は、きっと後輩たちにとって大きな安心材料になっているはずです。派手ではなくとも、そんな気遣いこそが、土田さんが長く第一線で愛され続けている理由なのかもしれません。