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「てめえ、いつになったら離すんだよ!」坂上忍が“怖い”と実名を明かした、映画撮影中にブチギレて帰った【大物俳優】といえば?

  • 2025.3.28
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(C)SANKEI

長年にわたって芸能界の第一線で活躍し、現在は動物保護活動でも知られる坂上忍さん。2025年3月17日放送の日本テレビ系『しゃべくり007』にゲスト出演した際、若かりし頃の“忘れられない撮影エピソード”を披露しました。

それは、坂上さんが21歳のときに出演した映画のワンシーン。共演した伝説的な名優に、現場で突然ブチギレられ、そのまま帰られてしまったという衝撃の出来事でした。

さて、その“本気で怒らせてしまった”大物俳優とは一体誰だったのでしょうか?

坂上忍さんが“怖い”と実名を明かした、映画撮影中にブチギレて帰った大物俳優といえば?

さてここでクイズです!

坂上忍さんが“怖い”と実名を明かした、映画撮影中にブチギレて帰った大物俳優といえば?

ヒント…

①伝説的カリスマ俳優で“ショーケン”の愛称で親しまれていた

②映画『極道の妻たち 三代目姐』で共演した俳優

「刺したら離すな」

答えは…萩原健一さんです!

坂上忍さんが撮影中に“本気で怒らせてしまった”相手は、萩原健一さんでした。愛称“ショーケン”として知られ、独特の存在感と強いこだわりを持つ俳優として多くの作品に出演された名優です。

当時、坂上さんは映画『極道の妻たち 三代目姐』(1989年)でヤクザの舎弟役を演じ、萩原さん扮する赤松徹郎をナイフで刺すという緊迫したシーンに挑んでいました。演出にリアリティを求めた監督は坂上さんに「刺したら離すな」と指示。相手が本気で突き放すまで離さないようにと命じたそうです。

「てめえ、いつになったら離すんだよ!」

その結果、本番では坂上さんが必死に萩原さんを離さずつかみ続けたため、予定外の展開に萩原さんは混乱。顔を押されても離れない坂上さんに対し、「てめえ、いつになったら離すんだよ!」と激昂。そのまま現場を去ってしまったといいます。

坂上さんは「あれには本当にビビった」「監督の説明もなかったし、怒りの矛先は完全に僕に向いていた」と当時を振り返りつつも、「でも、いい人なんですけど、ホント怖いんで」と、萩原さんの“恐さ”と“人柄”を同時に語っていました。

エピソードを知るとより好きになるかも

このエピソードは、撮影現場でのリアルな緊張感と、名優・萩原健一さんの作品への強いこだわりを物語っています。そして同時に、若手俳優だった坂上忍さんが、監督の指示を忠実に守り、全力で演じていたことも伝わってきます。

“怖いけど、いい人”。そんな矛盾を内包するからこそ、名優たちの演技には説得力があるのかもしれません。そして、それを間近で体験した坂上さんの言葉には、どこか尊敬と懐かしさがにじんでいるようでした!