大人が意外と間違える算数「2+4×5−18÷2」→暗算できる？

皆さんは正しい計算の順序を覚えていますか？

社会人になってからは計算問題に触れる機会が無くなったので、忘れてしまったという方もいるかもしれません。

今回の問題を機会にじっくり復習しておきましょう。

正しい計算順序をマスターすると暗算でも解けるかもしれません。

問題

次の計算をしなさい。
2+4×5−18÷2

一番左の2+4から計算してはいけませんね。

この問題の答えは「13」です。重要なポイントは計算順序です。早速振り返ってみましょう。

基本の計算順序
・先に掛け算と割り算から計算する。
・次に足し算と引き算を計算する。
※優先順位が同じまとまりの中では、計算順序を入れ替えても良い。

このポイントの通りに問題を解いていきましょう。

まずは、掛け算と割り算の計算からですね。該当するのは4×5と18÷2の部分です。それぞれ、

4×5=20、18÷2=9

となります。間違えて2+4を先に計算しないように注意しましょう。

ここまで解けたら、あとは足し算と引き算の計算ですね。

2+4×5−18÷2
=2+20−9
=22−9
=13

足し算と引き算なので簡単に解けますね。

22−9の計算がしにくい場合は、足し算と引き算の優先順位が同じことを利用して計算順序を入れ替えることも有効です。

2+4×5−18÷2
=2+20−9
=20−9+2
=11+2
=13

こうすると、少し計算が楽になった感じがしますね。

今回の問題はいかがでしたか？

この計算順序は、どんな問題を解くのにも必須なので必ず覚えておくようにしてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。

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