「小学校で習う計算問題は簡単だ」と考えていませんか?
計算法則を正しく理解していなければ、正答にたどり着くことができません。
今回は、間違えやすい計算問題に取り組み、計算の基本法則を再確認してみましょう!
問題
次の計算をしなさい。
6+2×3−8÷2
ポイントは計算の順序です。
どの順番で計算するのかに注意しましょう。
解説
今回の問題の答えは「8」です。
また、途中の計算式は次のようになります。
6+2×3−8÷2
=6+6−4
=12−4
=8
計算のポイントを順に確認していきましょう。
まず、四則(足し算・引き算・掛け算・割り算)が混じった計算は、次の順に計算しなければなりません。
(1)掛け算・割り算
(2)足し算・引き算
今回の問題では、「2×3」と「8÷2」から計算します。
2×3=6
8÷2=4
掛け算・割り算をそれぞれ計算したことによって、元の計算式は「6+6−4」となりました。
これは足し算・引き算なので、前から順に計算をしましょう。
6+6−4
=12−4
=8
以上より、今回の問題の答えは「8」となります。
一つひとつの計算は、小学校の低学年で学習するものなので簡単です。
長い計算式になった場合は、それぞれを分解して考えましょう。
まとめ
長い計算式でも練習を繰り返すと、暗算での計算が可能になります。
どの順で計算するのかをしっかり確認しながら、計算を進めると良いでしょう!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
監修:株式会社かえでプロダクション(公式HP)
「編集技術で過去と未来をつなぐ」小学生・中学生・高校生の学習用教材を執筆・編集・校正する編集専門のプロダクション。英語・算数/数学・国語・理科・社会の主要5科目のテキストやドリル、テストや模試、デジタル系の教材など幅広く制作。教材からできる教育を目指し、教育業界を支える会社。会社独自の福利厚生が充実しており、社員が働きやすい環境を整え、新しい働き方で第三者機関から認定を受けている。
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