『認知症の母』に離婚していることを伝えると…“想定外の反応”に「はっ？」

イラストレーターの古野崎ちち子（シングル母さん ちち子が行く！）さん。日々の出来事や、自身の離婚のこと、両親の介護の話など、様々なエピソードを漫画にし、ブログで発信しています。

お母さんの病院の付き添いと、老健の面会を終えたちち子さんが帰ろうとすると…？

なんてことしてるのよ...

「子どもたちやヒロシさんによろしくー」と言われたちち子さんは、「やだなー離婚してるんだから」と笑って答えます。すると、お母さんは飛び上がって驚き「あんたなんてことしてるのよー」と泣き出してしまったのです…。その様子を見たちち子さんは「あれほど私の離婚に賛成してくれたのにすっかり忘れてる」と、たじろいだのでした。

ちち子さんによると、タクシー代3,000円というのは老健までの交通費なのだそうです。最近インプットされたその情報は覚えているお母さんに対して、「昔の娘の一大事（離婚）のことはマルッと忘れている。まあ、言い換えれば母にとってそこまで私の離婚は大きな出来事ではなかったのかな」と感じたといいます。

認知症の症状として仕方ないと分かっていても、過去に賛成してくれたことを責められるのはつらいですね。今後も、再びお母さんがちち子さんの離婚のことを忘れてしまう可能性はあります。いずれにしても、同じ状況が繰り返される可能性があるため、お母さんの前では離婚の話題は控えた方が良さそうですね。

※実体験をもとにした創作漫画です
ブログ：古野崎ちち子（シングル母さん ちち子が行く！）