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大人が意外と間違えやすい算数「2−(−5)+(9+3/4)÷(2+3/5)」→正しく計算できる?

  • 2024.11.6
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割り算、分数、負の数などが混じった計算は、計算の順序や計算方法を間違えてしまうと、ミスにつながります。

今回は、そのような計算問題に挑戦してみましょう。

正しく計算できるでしょうか。

問題

次の計算をしなさい。
2−(−5)+(9+3/4)÷(2+3/5)

さまざまな計算が混じっているので、計算のルールに気をつけて計算しましょう。

解説

今回の問題の答えは「43/4」(もしくは10+3/4)です。
※当記事では、「10と3/4」のような帯分数を「10+3/4」と表記

また、途中の計算は次のようになります。

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計算のポイントを順に解説していきます。

分数の割り算

まずは「(9+3/4)÷(2+3/5)」の割り算を計算します。

帯分数になっているので仮分数に直し、そのあと割り算を掛け算に変形して計算します。

分数を割り算から掛け算に変形するときは、割る数の分母と分子をひっくり返さなければいけません。

分数の掛け算は、分母どうし、分子どうしを掛けます。その際は、約分を忘れないようにしましょう。

  (9+3/4)÷(2+3/5)
=39/4÷13/5
=39/4×5/13 ←39と13を13で約分
=15/4

負の数の計算

割り算の部分を計算したことで、元の式は次のようになりました。

2−(−5)+15/4

ここでは、「2−(−5)」の部分を計算します。

「負の数を引く」という計算になっていますが、これは「正の数を足す」という計算に変換できます。

つまり、計算は次のようになります。

  2−(−5)
=2+(+5)
=7

分数の計算

元の計算は「7+15/4」となりました。

最後に足し算をします。分数の足し算なので、通分をして分母を揃えましょう。

  7+15/4
=28/4+15/4
=43/4(10+3/4)

したがって、答えは「43/4」となります。

これを帯分数で表すと「10+3/4」です(答えは帯分数でも仮分数でも、どちらでも構いません)。

まとめ

手順が多く、間違いやすい計算ですが、これらは小中学校で学習する計算です。

それぞれの計算規則をしっかり確認して、正しく計算できるようになりましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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