大河ドラマのワンシーンに視聴者ザワつく… “実在する公園のトイレ”がSNSで話題に

横浜流星さんが主演を務めるNHK大河ドラマ『べらぼう』（毎週日曜よる8時）の第12回「俄（にわか）なる『明月余情』」が3月23日に放送されました。
大文字屋市兵衛（伊藤淳史）から、吉原で行われる“俄（にわか）祭り”を盛り上げるための仕掛けを考えるよう依頼された蔦重こと蔦屋重三郎（横浜流星）。力を貸してもらおうと、平賀源内（安田顕）を訪ねます。

エレキテルが話題に

吉原で行われる“俄（にわか）祭り”を巡り、大文字屋市兵衛と若木屋与八（本宮泰風）が対立。そんな中、蔦重こと蔦屋重三郎は大文字屋から俄祭りを盛り上げるための仕掛けを考えるよう依頼されます。

蔦重は、平賀源内に俄祭りの内情を面白おかしく書いてもらうよう執筆を頼みに行くことに。
ちょうどその時、源内はあるお屋敷でエレキテルの売り込みの真っ最中。エレキテルを使うことで「体の中の悪い気が外に出ていったんですよ」「どんな病もたちどころに治る」と宣伝する源内に、SNSでは「胡散臭い」「今なら消費者庁案件」とツッコミが殺到。エレキテルの独特な見た目にも注目が集まり、「平賀源内先生のお墓近くの石浜公園のトイレ、よく見たらエレキテルなんだけど」「近くに住んでたのに全然気づかなかった…」「見てみたい！」と、東京都台東区にある平賀源内墓の近くの公園にエレキテルをモチーフとしたトイレがあるとの情報が拡散され、SNSで盛り上がりました。

愛されキャラ、次郎兵衛

ついに30日間に渡る俄祭りが開幕。吉原総出の華やかな祭りの様子が映し出される中、SNSでは「出し物全部に出動してる次郎兵衛義兄ちゃんめちゃくちゃ楽しそう」「次郎兵衛さん大活躍」「かわいすぎてワロタ」と、蔦重の義兄・次郎兵衛（中村蒼）がありとあらゆる出し物に参加していると話題に。また「この天真爛漫さを嫌味なく出せるって中村蒼さん凄い」「ぽやぽや系でかわいい」「癒し系すごく合ってる」と次郎兵衛を演じる中村蒼さんを絶賛する声も多く寄せられました。

俄祭りは大文字屋と若木屋の踊り対決で大賑わい。蔦重は祭りの盛り上がりを絵で伝えるべく、勝川春章（前野朋哉）に依頼し、墨摺りの冊子『明月余情』を製作。たちまち大ヒットし、俄祭りをさらに盛り上げました。

うつせみと新之助が再会

俄祭りの最終日。これまで客と一緒に祭りを眺めるだけだった花魁たちも大通りに降り立ちます。店から出たうつせみ（小野花梨）は想いを寄せる新之助（井之脇海）を発見。松の井（久保田紗友）に「祭りに神隠しは付き物でござんす」「お幸せに」と背中を押され、新之助の元へ駆け寄りました。

足抜けに失敗し、仲を引き裂かれた2人の再会。SNSでは「うつせみを想うと私まで泣きそうになってしまいました」「幸せになってほしい」との声が続出。松の井の粋な計らいに「松の井姐さんかっこいい」「優しさに惚れる」との声もあがりました。胸が熱くなる展開に、余韻が残る回となりました。

NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』 毎週日曜よる8時放送
NHKプラスで見逃し配信中

---

ライター：あいな
関西在住のフリーライター。主にエンタメや保育についての記事を執筆。読書、ドラマ、アイドル好き。日々育児に奮闘中。