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大人が意外と間違えやすい算数「7+5−7×5÷7」←正しく計算できる?

  • 2024.8.18
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小中学生のときは自分自身で計算をしていた方も、大人になってからは電卓を使ってしまう機会が増えたのではないでしょうか。

しかし、電卓ばかりを使っていると、いざ自分で計算しなければいけない場面で間違えてしまうかもしれません。

今回は電卓を使わずに計算をしてみましょう!

問題

次の計算をしなさい。
7+5−7×5÷7

足し算・引き算・掛け算・割り算と四則演算がすべて含まれています。

計算の順序に気をつけましょう。

解説

今回の問題の答えは「7」です。

また、途中の計算式は次のようになります。

7+5−7×5÷7
=7+5−35÷7
=7+5−5
=12−5
=7

計算のポイントを確認していきましょう。

通常、計算の順序は次のようになります。

(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算

つまり、はじめに計算するのは「7×5÷7」の部分ということになります。

掛け算・割り算の計算

掛け算と割り算の優先順位は同じなので、この場合は前から計算します。

  7×5÷7
=35÷7
=5

掛け算と割り算の順序を入れ替えるときは、演算記号のあとの数字ごと入れ替えましょう。

(別解・計算の工夫)
  7÷7×5
=1×5
=5

「×5」と「÷7」を入れ替えることで「7÷7」を作ることができ、計算が少し簡単になりました。

足し算・引き算の計算

掛け算、割り算を計算したことによって、元の式は「7+5−7」となりました。

足し算、引き算の優先順位は同じなので、前から計算します。

  7+5−5
=12−5
=7

次のように計算の工夫をすることも可能です。

(別解・計算の工夫)
=7+5−5
=7+0
=7。

「5−5」ができたことで、簡単な足し算になりました。

以上より、答えは「7」です。

まとめ

計算の順序に気をつけるのはもちろん、工夫ができないかどうかを考えることで、さらに早く、正確に計算することが可能になります。

忘れていた方は、基礎的な計算を再確認しましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

監修:株式会社カルチャー・プロ(公式HP / インスタグラム

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「誠実なモノづくり」を信条とし、高い専門性を有する編集者が幼児から大人向けまで幅広い年代に向けての学習教材を制作する編集プロダクション。家庭や学校、塾などで日々使われている教材だけでなく各種テストや教養系の一般書などを制作。社会や教育を取り囲む環境の変化に対応するため、新しい技術にも着目し、教育業界の未来も模索しながら、下支えしている会社。社内はフラットに意見が言い合える雰囲気で、パートナー、クライアントからの信頼も厚い。


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