子どものころ、割り算でてこずったという人は多いのではないでしょうか。
今回は、割り算の中でも少し変わった形をしている「0÷9÷9」の問題に挑戦してみましょう。
問題
次の問題を解いてください。
0÷9÷9
「割られる数が0」の割り算の法則を覚えているでしょうか。
解答
正解は、「0」です。
答えの「0」に辿り着いた人は多いと思われます。
しかし、なぜ「0」になるのかまで説明できるでしょうか?
どうして答えが0になるのか、次の「ポイント」で確かめてみましょう。
ポイント
この問題のポイントは、割られる数が0だという点です。
計算のルールでは、割られる数が0である割り算の答えは0になります。
0÷□=0 (□は0以外の数)
よって、今回の問題は次のように解けます。
0÷9÷9
=0÷9
=0
0÷□=0になる理由は?
ここで、0÷□=0(□は0以外の数)になる理由を考えてみましょう。
割り算では、割る数と答えを掛けると割られる数になります。
例
6÷3=2(割られる数:6 割る数:3 答え:2)
3×2=6
0÷□の答えを△とおいたとき、上の性質を使うと次のようになります。
□×△=0 (□は0以外の数)
□は0以外の数なので、掛け算の答えを0にするためには、△が0でなくてはなりません。
□×0=0
よって、0÷□=0と考えることができるのです。
ちなみに、割る数の□を0にすること(÷0)は算数・数学のルール上NGです。
まとめ
今回は、0を含む割り算の問題に挑戦しました。
割られる数が0の割り算なら答えは0になる、これを覚えていれば今回の問題はすぐに解けるはずです。
今回の問題でもわかるように、0は正の数や負の数とは少し違った特徴を持っています。
0に興味を持った人は、他の問題にも挑戦してみてくださいね。
文:VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
「0」の問題に挑戦!