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万年ダイエッターから卒業! やせキープの達人 でぶみ・ゆうさんスペシャルインタビュー【前編】

  • 2022.12.20
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女性なら誰もが一度は経験したことがあるであろう、ダイエット。

極端に食べなかったり、食べる量を減らしたり…そんなふうに頑張って一時的にやせられても、ムリがたたってすぐにリバウンドしてしまうもの。理想の状態をキープするのってほんとうに難しいですよね。

そこで、「正しく食べる」知識を身につけてカラダが変わった! ダイエットの達人 でぶみさんにインタビュー。

十数年あらゆるダイエットをして、リバウンドをくり返してきたでぶみさんが、試行錯誤のうえたどり着いた、ムリなくやせる「秘密」に迫ります!

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でぶみ・ゆうさん。宮城県出身。Instagramを中心に、「正しくやせて、ムリなくキープする方法」を発信中。ストーリーズではその日の体重と食事を毎日公開している。

何気なく始めたインスタでの“ダイエット記録”でやせへの扉が開いた!

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──はじめまして! 今日はよろしくお願いします。早速ですが、お名前のインパクトがすごいです! 

でぶみ・ゆうさん(以下でぶみ):そうですよね…(笑)。「ゆう」は本名なのですが、「でぶみ」はもちろんペンネームです。Instagramを開設する際、なにかダイエットアカウントっぽいアカウント名にしたくって。たまたま、仲のいい友人が本名の「なるみ」をもじって「でぶみ」といじってきたことがあったんです。それを思い出して、これだ! と。

──ご友人のいじりがきっかけだったんですね(笑)。Instagramを始められたのは7年前とのことですが、きっかけはなんだったのでしょうか?

でぶみ:当時、食べたものを記録するレコーディングダイエットが流行っていて。例に漏れず、万年ダイエッターだった私もノートにその日の食事を記録していたんです。それと同時期に、写真を投稿する「Instgram」も流行っていて。「あれ、食べたものを写真に撮って記録する方が手軽じゃない?」と思って、あくまでも個人的なダイエットのための記録用アカウントを作ったんです。

──具体的には、どのような投稿をされていたのですか?

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レコーディングダイエットをしていた当時のInstgram。(引用:でぶみさんInstgramより)

でぶみ:主に、その日の食事と体重を毎日投稿していました。朝昼晩それぞれの食事の投稿で3回、朝晩の体重で2回、あとはダイエットのモチベーションになるような言葉を1回、合計1日で6投稿していましたね。

──そんなに! 最初は個人アカウントとして始められたとのことですが、今やフォロワーは18万人超え(※11月22日現在)ですよね。直後から反響がありましたか?

でぶみ:そうですね。当時はいわゆるダイエットアカウントがあまりない時代だったので、同じようにダイエットを頑張る方がフォローしてくださって。ほんとうに少しずつですが、フォロワーさんが増えていきました。おそらく、30代手前の「なかなか痩せないアラサー」がリアルだったのもあったと思います(笑)。この人、毎日投稿してるけどあんまり痩せてなくない? みたいな感じで。

フォロワーからの辛辣なコメントがダイエットを見直すきっかけに

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日々の食事内容や時間を細かく投稿。朝昼晩毎日続けた。(引用:でぶみさんInstgramより)

──レコーディングダイエットではあまり結果は得られなかった…?

でぶみ最初は結果が出るんです。記録し始めたときは「食べる量を減らさなきゃ」って意識があるので、純粋に量が減ったことで1,2ヶ月で3kgくらいは落ちたと思います。でも、その後が停滞してしまって。ダイエットあるあるだと思うんですが、更なる減少はもちろん、維持するのが本当に大変なんですよね。「結果が出るのははじめだけ」。それが、当時の私のダイエットのお決まりで、やせてはリバウンドを繰り返していました。

──これまではどんなダイエットをされてきたんですか?

でぶみ:ほんとうにいろんなことを試しました。置き換えダイエットとか糖質オフダイエットとかたくさん。振り返ると、基本的に「食べずに動く」系のダイエットが多かったですね。筋トレとかヨガとかを頑張って。でもいつも結果が出るのは最初だけで…とうとうフォロワーさんから言われてしまったんです。「全然痩せませんね」「説得力がない」って。自分自身もわかっていたことなので、尚更ショックでした。

悩んでいたとき、友人のひと声で「糖質を摂ること」の大切さを実感!

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──フォロワーさんの言葉を受けて、変わったことはありましたか?

でぶみ:当時、30歳を過ぎて年齢的にも代謝が落ちてきて、このままでいいのかなって思っていたんです。だから、コメントをもらって余計に、「夜はサラダだけ食べて走りに行く」といった今までのダイエットをくり返して意味があるのかと悩みましたね…。そんな私を見かねてか、ダイエットに詳しい友人が「きっと糖質が足りてないんじゃない?」とアドバイスをくれたんです。

──それまではむしろ、糖質は控えていたんですもんね。

でぶみ:そうなんです。長年のダイエット生活で、「糖質は悪」みたいなイメージがあったので、ほんとうにびっくりして。勧められた栄養学に詳しいトレーナーさんのInstagramを見て、糖質を適正量摂ることの大切さに気づきました。これまでやみくもにやせたい一心で頑張ってきたけど、そもそもやせるってどういうことか、あまり考えたことがなかったんです。あぁ、根拠があるって重要なんだなぁと。

学ぶにも、プロからの正しい知識、情報を得るのが大切だと思ったので、信頼できるトレーナーさんやお医者さんのInstagramや書籍を読み漁って、栄養学やダイエットについて基礎から学んでいきました。これが大体2年前の話です。いろんな失敗を経て、ようやく辿りつきました(笑)。

そうして身につけた「正しく食べる」知識で見事-8kgのダイエットに成功!

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紆余曲折を経て、でぶみさんがたどり着いた「ムリなくやせる」ダイエットの新方程式については後編でくわしく伺っていきます!

後編もお楽しみに!!



でぶみ・ゆう(Instagram:@debumi_yuu_diet
宮城県出身。食べないダイエットで長年リバウンドをくり返した万年ダイエッターだった過去をもつ。約2年前、正しく食べることを学び、-8kgのダイエットに成功! 著書に『学校では教えてくれない「ダイエット」のこと』『でぶみ・ゆう式ダイエットダイアリー』(ワン・パブリッシング)がある。10月からTRILLショートでも投稿を開始した。

取材・執筆:小島千明
1994年生まれ。新卒で出版社に入社し、テスト誌の編集者として勤務後、フリーに。現在は雑誌、書籍、webを中心に編集・ライター業務を行なっている。30代を目前にボトムスのくい込みが気になってきた。