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「当たり前をアップデートしたい」ポジティブに挑戦し続けるたたさんの努力の源とは?

  • 2021.12.23
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ライフスタイルメディア「TRILL」は、2021年7月16日よりショート動画を投稿できる「TRILLショート」をリリースいたしました。(現在投稿機能は一部のクリエイターのみ)

この記事では、TRILLショートのクリエイターとしてご活躍されているたた(31)/120キロ→57キロにさんへのインタビューをまとめました。


たたさんはTRILLショートに最も多くの動画を投稿されているクリエイターで、これまで獲得したいいね数やフォロワー数もTRILLショートNo.1。さらに、講演会を通してご自身のセクシャリティやその考え方について発信されるなど、様々な場でご活躍されています。今回は、人一倍行動されているたたさんの原動力や目標に迫りました。

今回は、人一倍行動されているたたさんの原動力や目標に迫りました。

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チャンスは自分で作る

ーー自分を一言で言うと、どのような人だと思いますか?

「努力家ですかね。母親が厳しく、留学も自費で行きました。“自ら努力をして、努力しても尚、無理なら諦めろ。”と、言われていました。人を頼って何かするのではなくて、チャンスは自分で作ることが大事だと思います。」

ーー迷わず「努力家」とご回答いただきましたが、周囲の方にはどのような人だと言われますか?

「周りにも努力家って言われます。あと、周りの空気、雰囲気を変える力があるとも言われます。」

SNSは、努力したらその分結果が返ってくる

ーー努力できるモチベーションになっていることは何ですか?

「シンプルに学ぶのが好きというのがあると思います。学生時代も勉強するのが好きでした。あとは、今やってるSNSは、努力したらその分返ってくる。それがわかってるから努力するんだと思います。」

ーーSNSに投稿されたきっかけは何ですか?

「最初は、ダイエットをしようとしたのが始まり。ダイエット過程をSNSにアップし始めたのがきっかけでした。」

ーーInstagramには現在10.2万人(12月23日時点)のフォロワーがいますが、この規模のアカウントにするまでに辛かったことはありますか?

「フォロワーに知り合いもいない、全く新しいアカウントで投稿していたので、最初は、いいねが1個もつかず、誰にも響かない辛さがありました。もっと努力をしようと諦めず、コツコツアップしていくと、自分が痩せるとともに、徐々に見てくれる人も増えたんです。」

自分は努力が足りないから見る側なのか?もっと輝きたい!

ーーたたさんの目標とする人物像を教えてください。

「AAAの西島隆弘さんです。高校1年生の時、自分は1観客として西島さんを見ていたけれど、かたや彼は7人で歌って名前が出た瞬間に観客が“ワーーー”と湧いていました。同じ年代なのに悔しさがありました。それを見て、自分は努力が足りないから見る側なのか?もっと輝きたいと思うようになりました。」

ーー今は10万人を超えるフォロワーがいますが、目標に近づいてきた実感はありますか?

「いえ、まだまだです。」

ーーまだまだとはいえ、SNSを始めた頃と現在とで心境や環境に変化はありましたか?

「特に何も変わらないです。周りの対応は変わっていって、見てくれる人も増えたけれど、やっていることは何も変わらないんです。だから、偉くなったつもりもないです。」

目標は「当たり前のアップデート」

ーーズバリ、たたさんの最終目標を聞かせてください。

「変わりたいけど変われない、利益がない、やる気がない、そのような感覚を変えること。当たり前のアップデートをしたいです。」

ーー当たり前のアップデートとは、具体的にどういうことでしょうか?

「例えば、男だからメイクしてはいけない、もう30歳だから痩せられない、などのように世の中に“当たり前”だと思われていることってたくさんあると思うんです。その中で自分が発信することで、少しでも当たり前を疑うきっかけを作り、結果的に、当たり前を変えられる、アップデートできるんじゃないかと思っています。メイクをしたいけれど男性だからという理由でできない人も、僕のメイクを見て同じ考えの人がいると知れば、平気だと思えるかもしれない。ご家族の方にとっても、“男性がメイクすることも普通のことなのか”って受け入れやすくなるかもしれない。有名になればなるほど、大きな影響力で伝えられると思います。」

ーーたたさん自身、当たり前が変わったと実感したことはありますか?

「仕事においてよく感じます。お客様や同僚の行動は予想できないことが多く、自分が当たり前に思っていることが、他人にとっては当たり前ではないんだと日々実感させられます。SNSの世界では、もっとたくさん当たり前の違いを感じる機会があって、自分の価値観が自分だけの価値観にならないようにしないとな...と思うことがよくあります。筋トレしてダイエットをするという僕の投稿に“運動せずに痩せるには?”というコメントがあったり...。正直、動かないで痩せられるわけないよぉと思ってしまいました(笑)けれど、相手の立場に立ってみると、なぜ動きたくないのかな、どうしたら動こうという気持ちになってもらえるかななど考えるようになり、それも今後の動画のテーマに活かせるだろうし、考えるきっかけを与えてもらったなと思います。」

自分が頑張っていれば、状況が変わる

ーー関わる人やフォロワーが多くなるほどいろいろな意見が寄せられると思いますが、「アンチコメント」についてどう考えますか?

「アンチコメント、僕にもあります。なんで化粧してるのとか男のクセにとか。でも、DMの批判も自分に時間を割いてくれていると思って、ポジティブに受け止めるようにします。あと、アンチコメントにムキになる時間があったら、自分のことを好きでいてくれる人に対してよりよいものを提供したいです。あと、頑張っていれば、状況が変わると思っています。批判してくる人は、絶対自分に興味があるから、何かがきっかけで友達になれるかもしれない。実際に、僕のSNSを見て、最初は“男が化粧なんて...”と“気持ち悪い”と言ってきた人がいましたが、僕が発信を続けるなかで、“頑張ってるんだね”と気づけばファンになってくれたこともありました。」

ーー当たり前のように努力されていることに感動します。どうしてもしんどい、どうしても頑張れないと感じるタイミングはありますか?

「ない。」

ーーないのですか?

「うーん。5秒くらいはあるかな(笑)」

ーー一瞬でも辛いと感じた時はどのように乗り越えますか?

「自分より頑張っているであろう人に連絡します。頑張っている人に最近どうしてるか連絡して、“新しい仕事がきた”などと返答があると自分ももっと頑張らないとって思えます。刺激を受けるために、髪のセットもインスタでのフォロワーが一番多い美容師のところに行っています。今ではいい友達だけど、昔、SNSを始めたばかりの頃は、お店のスタッフが自分を見る目も違ったので、ここでも自分の努力の成果を実感するきっかけになったり、逆にまだまだだなあと思わされたりすることがあります。あと、実際に人に会わなくても、頑張っている人のYouTubeを筋トレ中に見て、自分を奮い立たせることもあります。浅田真央さんのYouTubeで4年間の努力をぶつけている演技を見ると、“よし、5分は短い、筋トレしよう”と思わされます(笑)」

ロールモデルはレディー・ガガ

ーーロールモデルと思えるような人はいますか?

「レディー・ガガさんです。」

ーー理由を教えてください。

「レディー・ガガさんが環境について話したらみんなが考えている。
“たたさんがこれを発信してるから、これに関してもう1回考えてみよう”となることが理想かな。」

TRILLを通して女性の当たり前をアップデートさせる

ーーなぜTRILLショートに参加しようと思ったのでしょうか?

「女性向けメディアだからこそ、男性が出ることに意味があるように感じています。一般的には、女性=カワイイ、男性=カッコイイというイメージが強いけれど、カワイイ男性になりたいという人がたくさんいてもよいと思うんです。なりたい人を見つけることも考えるきっかけになると思うので。実際に、“たたさんかわいい”といったコメントや、“たたさんみたいな美脚になりたい”といったメッセージを女性から頂くことがあるんです。女性が男性である僕に“なりたい”というのは、傍から見ると変なことかもしれないけれど、これも一つの当たり前が変わっている例だと感じています。TRILLに投稿することで、TRILLを見ている女性や、僕のような男性の当たり前を変えていきたいと思います。」

TRILLアプリでショート動画を配信中

今回ご紹介した たた(31)/120キロ→57キロに さんのショート動画をTRILLアプリで配信しています。

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たた(31)/120キロ→57キロに さんのSNS情報

TikTok:https://www.tiktok.com/@tata.diet

Instagram:https://instagram.com/tata_diet711