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「あなたは二軍」と笑った女友達から2か月ぶりの「今から会える?」→居酒屋で待っていた「振られた」

  • 2026.11.8
ハウコレ

2か月ぶりに届いた「今から会える?」。駆けつけた居酒屋で、彼女は振られたと笑いました。二軍の俺に、彼女はいったい何を話したかったのでしょうか。

居酒屋のカウンターに、ハイボールが2つ並びました。注文したのは、大学時代からの女友達である彼女です。いつものように飲んでいたその日、俺は冗談まじりに、長年の気持ちを口にしてしまいました。

二軍という答え

彼女とは大学のゼミで知り合い、卒業してからも月に一度は飲む仲でした。俺はずっと前から、彼女のことが好きでした。

その日、彼女は職場の先輩の話ばかりしていました。仕事ができて、話が面白くて、誰からも好かれる人だそうです。

「先輩は一軍なんだよね」

そう笑う彼女に、俺はグラスを置いて聞きました。

「俺じゃだめなの?」

彼女は笑いながら、あっさり答えました。

「あなたは二軍」

言い返そうとしても、うまく笑えている自信がありません。その日は彼女の話に相づちを打つだけで、店を出るしかありませんでした。

2か月ぶりの通知

それから、彼女と飲みに行くのはやめました。誘いのメッセージへの返信は、忙しいの一言だけ。2か月ほどたったころ、家でテレビを見ていると、スマホに通知が届きました。

「今から会える?」

画面に出ていたのは、それだけです。行く理由はないはずなのに、気づけば上着をつかんでいました。いつもの居酒屋のカウンターで、彼女はもうグラスを持っていました。俺の席の前には、頼んでもいないハイボールが置いてあります。

「振られた」

彼女はそう言って笑い、俺が何か言う前に、グラスを置いてこちらに体を向けました。

二軍の出番

「で、二軍の出番ってわけか」

口にしてから、ひどい言い方だと思いました。それでも止められなかったのです。彼女は少し黙ってから、まっすぐこちらを見ました。

「理由、あなたにだけは聞いてほしい」

一軍に振られた理由を、二軍に聞かせる。そんな話、聞きたいはずがありません。

「今日はやめとく」

俺はそう言って、ハイボールを半分残したまま会計を済ませました。

そして...

店を出るとき、彼女は半分残ったハイボールを一度だけ振り返っていました。駅までの道を、彼女は何も言わずについてきます。改札が見えてきても、俺は足を止めませんでした。
2か月前に笑いながら言われた「二軍」が、まだ耳に残っています。慰め役なら、ほかにいくらでもいるはずでした。
一軍に振られたその日に、なぜ彼女は俺を呼んだのか。笑いながら俺を二軍と呼んだあの日の彼女は、本当は何を思っていたのでしょうか。

(20代男性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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