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「それならオレにくれよ」お釣りの数十円を募金した私に文句を言った彼。だが、友人たちの前で語り始めた内容に感じた違和感

  • 2026.11.8

コンビニで募金した数十円のお釣り

付き合い始めたばかりの彼と、ドライブに出かけた日のことです。

途中でお手洗いに行きたくなり、運転していた彼に声をかけました。

「ごめん、そこのコンビニに寄ってもいい?」

彼は「いいよ」と言って、駐車場に車を入れてくれました。

私は店員さんにひと声かけてお手洗いを借り、出てきたあとに彼と自分の飲み物を買いました。

会計を済ませると、お釣りは数十円。

普段から少額のお釣りを募金することがあった私は、その日もレジの横にある募金箱に入れました。

店を出ると、彼は車の横で待っていました。

飲み物を渡しながら、何気なくお釣りを募金してきたことを話すと、彼は意外そうな顔をしました。

「え、なんで募金したの?」

「お釣りが数十円だったから、募金箱に入れてきたんだ」

すると、彼は真顔で言いました。

「それならオレにくれよ」

「え?どういうこと?」

「だって、募金なんてどこに使われてるか分からないじゃん。もったいないだろ」

私は少し驚きました。

募金をするかどうかは人それぞれですが、自分のお金をどう使うかまで文句を言われるとは思っていなかったのです。

「でも、私のお釣りだし…」

そう答えても、彼は納得していない様子でした。

帰りの車の中でも「もったいないと思わない?」と何度か言われ、私はだんだん話す気がなくなってしまいました。

友人たちの前で始まった募金の話

それからしばらくして、彼の友人たちとの食事会に誘われました。

居酒屋の座敷で、私は彼の隣に座り、向かいには彼の古くからの友人の男性と女性が座っていました。

食事をしながら話しているうちに、財布にたまる小銭の話になりました。

すると、彼がこんなことを言い出したのです。

「俺、こう見えて、募金とかよくするんだよ。困ってる人は放っておけないタイプでさ」

「へえ、そうなんだ。えらいじゃない」

女性の友人がそう言うと、彼はうれしそうに笑っていました。

私は思わず彼の顔を見ました。

ついこの間、私が数十円を募金しただけで、あれほどもったいないと言っていたのに。

黙っていようかとも思いましたが、あまりに話が違うので、つい口を挟んでしまいました。

「あれ?でも、この前コンビニで私が募金したとき、もったいないって言ってなかった?」

彼は一瞬、返事に詰まりました。

「いや、あれは…」

「数十円なら自分にくれって言ってたよね」

すると、向かいに座っていた男性の友人が彼を見ました。

「え、お前そんなこと言ったの?」

「いや、別にそういう意味じゃ…」

彼が言葉を濁すと、女性の友人も苦笑いしました。

「さっきは募金するって言ってたのにね」

彼はそれ以上何も言わず、グラスに口をつけました。

その後、募金の話題に戻ることはありませんでした。

私は、彼が普段どのくらい募金をしているのか知りません。

ただ、私の募金には文句を言っていたのに、友人たちの前ではまったく違うことを話す姿に、何とも言えない気持ちになりました。

数十円のお金が惜しかったわけではありません。

自分の行動を責められたことも、友人たちの前でいい顔をする彼の態度も、どうしても引っかかったのです。

その夜の帰り道、私は彼と別れることを決めました。

今でも私は、お釣りが出るとレジの横の募金箱に入れています。

あの数十円の出来事は、付き合い始めたばかりの彼との価値観の違いを知るきっかけになりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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