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「せっかく安く買えたと思ったのに」店頭より1万円安い掃除機を見つけて即注文。しかし、届いた商品を使おうとして気づいた、思わぬ落とし穴

  • 2026.11.8

ずっと欲しかった限定カラーの掃除機

私には、以前から欲しいと思っていた掃除機がありました。

淡い色合いがかわいい、コードレスタイプの限定カラーです。お店で見かけるたびに気になっていましたが、値段が高く、なかなか購入できずにいました。

そんなある春の夜、ネット通販を見ていると、偶然その掃除機を見つけたのです。

しかも、お店で見た価格より1万円も安く販売されていました。

「えっ、こんなに安いの?」

画面には「在庫残りわずか」の文字もありました。

限定カラーなので、ここで逃したらもう買えないかもしれません。

私は急いで注文を済ませました。

うれしくなった私は、台所にいた夫のところへ行き、購入画面を見せました。

「見て!あの掃除機、1万円も安く買えた!」

「へえ、よかったね。でも、そんなに安いんだ?」

「そうなの!ずっと欲しかったからうれしい!」

夫は少し不思議そうにしていましたが、私はすっかり買い物に成功した気分でした。

2日後の昼、待ちに待った掃除機が届きました。

私はさっそく箱をリビングに運び、開封しました。

「見て、この色!やっぱりかわいい!」

ソファに座っていた夫も、掃除機を見てうなずきました。

「いい色だね。使ってみたら?」

「うん、早速使ってみる!」

私は説明書を読む前に、掃除機を組み立て始めました。

動かない掃除機と、見落としていた文字

組み立てを終えて、いざスイッチを押してみたのですが、掃除機はまったく動きません。

「あれ? 動かない…」

何度か押してみましたが、反応はありませんでした。

「どうしたの?」

「電源が入らないの。充電が必要なのかな」

そう思って箱の中を確認しましたが、充電器が見当たりません。

それどころか、本体に取り付けるはずのバッテリーも入っていなかったのです。

「あれ、バッテリーもないんだけど…」

「えっ、入ってないの?」

夫も箱の中を確認しましたが、やはり見つかりません。

「ちょっと、買った商品のページ見せて」

私はスマホで購入履歴を開き、夫に渡しました。

夫は画面を見ながら、ある部分を指さしました。

「あ、ここ。『本体のみ』って書いてあるよ」

「えっ?」

よく見ると、商品説明にはバッテリーと充電器が付属しないことが書かれていました。

私が購入したのは、掃除機の本体だけだったのです。

お店で見ていたのは、バッテリーと充電器が付いたセット商品でした。

それなのに私は、同じ色の掃除機だからと、値段だけを見て注文してしまったのです。

「うそ…。だから安かったんだ」

思わずつぶやくと、夫は苦笑いしました。

「これじゃ、まだ使えないね」

慌てて対応するバッテリーと充電器を調べると、セットで1万5000円。

仕方なく追加で注文することになりました。

結局、掃除機の購入代金と合わせると、最初にお店で見たセット商品より5000円も高くなってしまったのです。

「せっかく安く買えたと思ったのに…」

私ががっかりしていると、夫は笑いながら言いました。

「まあ、欲しかった色は買えたんだし」

「それはそうだけど……」

バッテリーと充電器が届くまでの3日間、掃除機はリビングの隅に置かれたままでした。

その前を通りかかった夫が、ぽつりと言いました。

「今はただの置物だね」

「でも、かわいい置物でしょ?」

そう言い返すと、夫は声を上げて笑いました。

私も思わず笑ってしまいましたが、値段の安さだけで飛びついたことを反省しました。

欲しかった掃除機は手に入りましたが、思っていたよりずっと高い買い物になってしまいました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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