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「週末なのに完璧な予約が取れた!」1か月前から狙った人気店のランチ。だが、義母の告白に思わず耳を疑った

  • 2026.11.8
「週末なのに完璧な予約が取れた!」1か月前から狙った人気店のランチ。だが、義母の告白に思わず耳を疑った

1か月前から狙っていたランチの予約

2か月ほど前、私は夫と義理の両親で出かける日帰り旅行の段取りを、すべて引き受けました。

行き先は人気の温泉施設。その隣には評判のレストランがあり、週末のランチは予約がすぐに埋まってしまうことで知られていました。

予約日の1か月前、受付が始まる朝から私はパソコンの前に張りつきました。

画面を何度も読み込み直し、ようやく12時ちょうどのランチの枠を確保できたのです。

「週末なのに完璧な予約が取れた!」

思わず声を上げると、リビングでテレビを見ていた夫が振り返りました。

「すごいな。母さん、あそこのコースずっと気になってたんだよ」

「でしょう。今回は4人ともコースで頼むつもり」

義母も楽しみにしていると聞いていたので、苦労して予約した甲斐があったと思いました。

旅行当日も、移動は順調でした。途中で休憩をはさみながら車で向かい、予約の15分前にはレストランに到着。

入り口で予約を伝えると、窓ぎわのテーブルに案内されました。

私と夫が並んで座り、向かいには義父と義母が腰を下ろしました。

メニューを開きながら、私は楽しみで仕方がありませんでした。

コースを断った義母が選んだデザート

「どれもおいしそう。お義母さん、このお肉のコースはどうですか」

私が声をかけると、義母はにこにこしながら手を振りました。

「それがね、11時ごろにサンドイッチをしっかり食べちゃって。車酔いしないようにと思ったんだけど、今は全然おなかが空いてないのよ」

「えっ、ランチの前にですか?」

「卵のと、ハムのと。だって酔ったら困るでしょう」

まさか、予約したランチの直前にサンドイッチを食べていたとは思いませんでした。

義母は少し申し訳なさそうに笑い、結局、単品のスープだけを注文しました。

義父と夫と私の前にはコースの前菜が並び、義母の前にはスープのカップがひとつ。

4人でコースを楽しむつもりだった私は、少し残念に感じました。

「お義母さん、ひと口どうですか」

「いいのいいの。見てるだけで楽しいから」

義母はそう言って笑っていました。

ところが、コースのメイン料理が下げられ、店員さんがデザートのメニューを置いていったときのことです。

義母が急に身を乗り出し、メニューの写真を指さしました。

「これ、大きいパフェ。ひとつお願いします」

運ばれてきたのは、大きなガラスの器に果物とクリームがたっぷり盛られたパフェでした。

さっきまでおなかが空いていないと言っていたのに。私と夫は思わず顔を見合わせました。

義母はスプーンでてっぺんのクリームをすくい、うれしそうに笑いました。

「甘いものは、別腹なのよ」

「ほらな。こいつはいつもこうなんだ」

義母の隣で義父が肩をすくめました。

その言葉に、私と夫はこらえきれずに吹き出してしまいました。

4人そろってコースを楽しむことはできませんでしたが、大きなパフェをうれしそうに食べる義母を見ていると、なんだかおかしくなってきました。

義母はそんな私たちをよそに、クリームの下から果物をすくって、満足そうに目を細めていました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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