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「お義母さん、娘を褒めないで」何が悪いの?→ 孫が怯えていた理由にハッ「結果が全てじゃない」

  • 2026.11.8

【FTNライター見聞録】女はつらいよ─本記事は当メディアに寄せられた女性読者やライター陣の声を元にした実録記です。女性のライフスタイルのリアルをお届けします。

「子どもは褒めて伸ばさないと!」と信じて疑わなかった筆者の知人。しかし、ある時その価値観が揺らぐ出来事があり──。

画像: 「お義母さん、娘を褒めないで」何が悪いの?→ 孫が怯えていた理由にハッ「結果が全てじゃない」 ftnews.jp
「お義母さん、娘を褒めないで」何が悪いの?→ 孫が怯えていた理由にハッ「結果が全てじゃない」ftnews.jp

子どもは褒めて伸ばすもの

私は8歳の孫娘と会うたびに、何かと褒めていました。

「テスト、またクラスで1番だったんですって? すごいじゃない!」
「ピアノも上手になってきたね。教室で1番なんじゃない? 偉いね!」

そう言うと孫も嬉しそうに笑ってくれます。
だから私は、「子どもは褒めて伸ばすもの」「本人も1番になれば嬉しいはず」と信じて疑いませんでした。

ところが、そんな私の考えを揺るがす出来事が起きたのです。

まさかの「お願い」に戸惑い

ある日、息子の妻・A子さんから、「お義母さん、お願いがあるんです」と切り出されました。

何かと思えば、「娘のことを、あまり『偉い』『すごい』って褒めないでほしくて……」と言うではありませんか。

私は思わずムッとして、「褒めることの何が悪いの? 褒められたら嬉しいに決まってるでしょう」と返してしまいました。

ところがA子さんは、「本人が失敗するのを怖がるようになっているんです」と説明します。

それでも私は、「子どもは褒めて伸ばすものなのに」と納得できず、モヤモヤしてしまいました。

孫のひと言にハッとした

翌日、孫が学校の作文コンクールの優秀賞に選ばれたと息子から聞き、私は電話で「すごいじゃない! また1番になったのね」と大喜び。

ところが、孫は急に黙り込んでしまいました。

そして小さな声で、「次も1番じゃなかったら、おばあちゃん、ガッカリする……?」と聞いてきたのです。

私は返す言葉がありませんでした。

その後、A子さんから「最近、テストで間違えると泣くようになったんです。『みんな、1番の私が好きなんでしょ』って言ったこともあって……」と聞かされました。

そこで初めて、私は自分の言葉を振り返りました。

思えば、私は孫の「頑張ったこと」や「好きなこと」ではなく、点数や結果ばかりを見て、「1番であること」を褒めていたのです。

1番ではなくても

次に孫が遊びに来たとき、私はテストの点数には触れず、「最近、学校で何が楽しい?」と聞いてみました。

すると孫が生き生きと話し出したのは、大好きな図工の話や、友達と遊んだ話。

それからは、「上手にできたね」「1番になって偉いね」と結果だけを褒めるのではなく、「自分で考えて作ったんだね」「それ、すごく楽しそうだね!」と、過程や気持ちにも目を向けるようにしました。

後日、A子さんから「最近、失敗しても前ほど落ち込まなくなりました」と聞き、「褒めて伸ばす」の“褒め方”にもいろいろあるのだと、改めて実感したのでした。

筆者の見解

もちろん、褒めることが悪いわけではありません。
ただ、『できた』『できない』ばかり見ていると、子どもも息苦しくなってしまいます。

結果だけではなく、努力している姿や、夢中になっていることにも気づいてあげたいですね。

【体験者:50代・女性・パート勤務、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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