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マイ・ケミカル・ロマンス、『ザ・ブラック・パレード』20年越しに全米1位の快挙

  • 2026.11.6

マイ・ケミカル・ロマンスが2006年に発表した名盤『ザ・ブラック・パレード』が、米ビルボードのアルバムチャート「Billboard 200」で初めて1位を獲得した。発売から20年を経て、バンドにとってもキャリア初の全米アルバムチャート1位となった。(フロントロウ編集部)

139位から一気に頂点へ

追い風となったのは、発売20周年を記念したデラックス版の再発売。アナログ盤、CD、カセットテープなど20種類以上のバージョンが用意され、米国11月7日付のチャートでは、前週の139位から一気に1位へと駆け上がった。集計対象となった1週間で7万8,000ユニットを記録し、そのうち6万8,000枚がアルバムの売り上げだった。アナログ盤だけでも4万2,000枚を売り上げ、バンド史上最高のアナログ盤週間セールスを記録した。

20年前、1位を阻んだのは『ハンナ・モンタナ』

2006年の発売当時、本作は初登場2位にとどまった。当時、1位に輝いていたのは、なんとドラマ『ハンナ・モンタナ』のサウンドトラック。タイトル曲「ウェルカム・トゥ・ザ・ブラック・パレード」も全米シングルチャートで最高9位を記録し、バンド最大のヒット曲となったものの、頂点には届かなかった。

発売から20年を経て初めて1位を獲得したのは、アルバムとして史上最長の記録。それまでの最長記録は、2024年に亡くなったカントリー歌手トビー・キースのベストアルバム『35 Biggest Hits』が記録した15年9カ月だった。

再現ツアーの最中に届いた1位

バンドは2025年7月から、本作の収録曲を全曲演奏する「ロング・ライブ・ザ・ブラック・パレード」ツアーを続けてきた。ライブの演出が法廷闘争に発展する一幕もあったが、10月にはロサンゼルスで5公演を開催した。

そのさなか、現地時間10月30日には、ボーカルのジェラルド・ウェイが「来年はアルバムを作りたい」と宣言し、2027年はライブを「たぶんやらない」とも明かした。以前から新アルバムの制作をほのめかしていたバンドが、2010年の『デンジャー・デイズ』以来となる新作の制作に乗り出す可能性がある。

約1年半にわたるツアーは、現地時間11月22日のインドネシア公演で幕を閉じる予定だ。

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